11月30日(日)に宮古市民総合体育館(シーアリーナ)で開催された「岩手銀行Presents ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2014-2015シーズン公式戦 復興祈念試合 岩手ビッグブルズvs高松ファイブアローズ」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手98-83高松
1Q 26-25
2Q 34-19
3Q 15-28
4Q 23-11
宮古不敗神話は破られず、岩手がリーグ新記録の16連勝
■第1Q 26-25
立ち上がりからスピーディーなハイスコアゲームの様相を呈する。高松はソーントンのインサイドに加え、菊池の外角が効果的に決まる一方、岩手も寒竹、ランダルの3Pで反撃と開始3分で10-14と攻守がめまぐるしく変わっていく。中でも菊池が外角にバスケットカウントにと攻撃を牽引してリードするも、終盤に岩手が盛り返して1点差。
■第2Q 60-44(34-19)
第1Qの白熱した展開とは打って変わり、岩手がペースを握る。クウソーがゴール下で力強いプレイをみせ主導権を握る。ディフェンスでもプレッシャーをかけてボールを奪うなど開始5分で42-29と一気に13点差をつける。高松は岩手のディフェンスを前にミスが出てしまい、要所でフリースローを決めて何とかつないでいく。終盤にはブラックレッジがリバウンドから加点して16点差。
■第3Q 75-72(15-28)
後半開始は高松の反撃から始まる。ボール回しからライオンズに集めて、加点していく。さらにインサイドではソーントンがファウルを誘い、フリースローから点差をじわじわと詰めていく。岩手はタイムアウトをとり、クウソーをコートに戻す。激しいリバウンド争いを高松が制すと、ワッツの個人技などで3点差にする。
■第4Q 98-83(23-11)
第3Qの勢いのまま高松がペースを握るかと思われたが、アーノルドの3Pで勢いを止める。その後もアーノルド、ランダルが外から仕掛けると、中ではクウソーが好守を見せるなどそれぞれが役割を果たす岩手が流れを掴む。高松は岩手ディフェンスを前にミスが出始める。中盤にはライオンズが退場となり、エースを欠いた高松は爆発力に欠け、逆転までは至らなかった。
■全体
序盤からハイスコアゲームの展開となる中、第2Qは岩手、第3Qでは高松とQごとに主導権が変わるなど見るものを興奮させるゲーム内容となった。高松は菊池が好調で6人が二桁得点とバランスの良い攻めをみせたが、岩手・アーノルドが29得点と爆発。さらに第4Qで大黒柱のライオンズをファウルで欠いたのが痛かった。岩手は宮古不敗神話を継続し、リーグ新記録の16連勝を遂げた。
■観客数:1685人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手・桶谷大HC
相手がいいバスケットをしていた。その中で自分たちもやるべきことやり続けて、しんどい時間帯も選手がよく頑張ってくれた。今日は選手の努力で勝つことが出来た。12月からは上位チームとの連戦になるのでどれだけ自分たちのバスケットをして臨めるかが大事になる。今日もたくさんの宮古や沿岸の方が駆けつけてくれて大声援が力になった。
■高松・前田顕蔵HC
非常にチームとしては我慢強く戦って、第3Qでカムバックできたが、第4Qで自分たちのリズムを崩してしまった。悔しい敗戦。チームとして評価できる部分があったので次に活かしていきたい。
<<Today's Game Pictures>>