10月31日(土)に館林市城沼総合体育館で開催された「TKbjリーグ2015-2016シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs群馬クレインサンダーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手81-80群馬
1Q 18-18
2Q 20-23
3Q 19-14
4Q 24-25
岩手が残り3秒で逆転勝利
■第1Q 18-18
立ち上がりから群馬の守備を前にミスが多い岩手。その隙を突き、スティールから速攻を決めるなど開始約3分で10-2と先行する。岩手はすかさずタイムアウトで流れを切ると選手を入れ替える。石川のバスケットカウントで息を吹き返すと、クウソーがリバウンドで奮闘して追い上げる。残り4分には2点差まで追い上げるも、ケネディに外角を決められてしまう。一進一退の中、終盤に藤江の外角で岩手が同点に追いついて第1Qを終える。
■第2Q 41-38(23-20)
岩手は藤江にボールを集め、自ら切り込み外から狙ってリズムを作る。群馬はゾーンDFに対してペイントエリアから巧みなパスワークで決めていく。外からケネディの3Pや藤原のドライブなどリードを得る。5分終えて30-25。岩手は外角から高確率で決めて追撃を図るも、ケネディの1on1とリバウンドから群馬がリードを守って後半へ。
■第3Q 45-57(14-19)
ハリスが積極的に仕掛けていく岩手。一方の群馬もエースのケネディが1on1から仕掛けていく。群馬は隙を突いた速攻などでリードを守り逆転は許さない。お互い1on1から攻めていく中、岩手がハリスのリバウンドで流れを引き寄せるとディフェンスでもタイトに守って群馬の攻撃を水際で防いでいく。残り1分に藤江、石川の活躍で岩手が逆転。
■第4Q 80-81(25-24)
開始から種市の3Pと幸先のいいスタートを切る群馬。岩手は藤江のカットインを軸に仕掛けていくも外が決まらず、反対にカウンターを食らってしまう。それでもハリスがゴール下で奮闘するとクウソーのダンクも決まって互角の攻防。群馬は根東、岩手は石川が巧みに得点を演出。終盤にお互いビックプレイが出る中、残り2秒にハリスが巧みに加点して岩手が勝利を収めた。
■全体
序盤から互角の展開となる中、お互い主導権を握り合う緊迫した試合となった。岩手が後半にディフェンスで流れをつかむと、ハリスとクウソーがペイントエリアで奮闘。終盤には両チームビックプレイが出るなど意地を見せるも、勢いに乗った岩手が残り3秒で決勝点を挙げ、激戦を制した。
■観客数:1431人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■群馬クレインサンダーズ 根間HCコメント
出足でアグレッシブなディフェンスからリードした段階で、うちの気の緩みと安易なバスケットが出てしまった。そういった気の緩みがオフェンスリバンドを30本取られ、ターンオーバー22本と多すぎた。タイミングが合うとか合わないとかでなく、こっちのミスで勝ちを譲ってしまった。最後は集中力の部分で負けてしまったと思う。
■岩手ビッグブルズ 勝久HCコメント
まず最後のフィニッシュに関しては選手達がいいプレイをしてお互い信頼して、自信をもってプレイできた結果だった。出足のリズムが非常に悪く、メンバーチェンジで流れを変えたりしたが、中々ディフェンスの面でも受けの姿勢になっていたので後半は攻めるバスケットで流れを作ろうと話をした。オフェンスリバンドもとれていたし、アタックしたバスケでフリースローをもらえたので後半はよかった。それが最終的に最後の勝ちに繋げたと思う。そして最後に、岩手や他県から遠いところまで応援に来てくれたブースターの皆様に感謝しています。ありがとうございます。
《Today's BULLS》