3月24日(日)に二戸市総合スポーツセンターで開催した「”M進”Presents bjリーグ2012-2013シーズン公式戦 二戸・県北シリーズ 岩手ビッグブルズvs大分ヒートデビルズ」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手80-83大分
1Q 23-26
2Q 21-21
3Q 23-18
4Q 13-18
大分が岩手を連勝で下す
■第1Q 23-26
インサイドを固く守る大分。オフェンスではアラウォーヤらが得点する。対して岩手は中からはスニードが奮闘する。5分経過して11-10。中盤からグラナドが中から得点を稼ぐと、外も打ちやすくり清水が3Pを2本決める。岩手は終盤にスニードがファウルを誘ってフリースローから得点すると、終了間際に澤岻の3Pも決まって3点差に追いすがる。
■第2Q 44-47(21-21)
開始から3Pを決めあう。その後は両チームともミスが出始めるも、要所で外を決める大分がリードする。中盤から外国籍選手が少ない岩手相手に、大分はインサイドから攻め立てグラナドが着実に得点を重ねていく。岩手もガード陣を入れ替えて機動力で勝負する。3点差で後半へ。
■第3Q 67-65(23-18)
インサイドでは大分・グラナド、岩手・スニードの激しい攻防が繰り広げられる。しかし、ミスも多くなかなか波に乗れない。岩手は中盤にスニードのダンクで勢いづくと、厳しいディフェンスから大分のミスを誘って速攻に繋げていく。大分も要所で3Pを決めてリードを守る。終盤に澤口の3Pなどで岩手が逆転して最終Qへ。
■第4Q 80-83(13-18)
序盤からミスが目立ちどちらに転ぶかわからない試合展開。大分は清水が起点となってゲームコントロールしてチャンスを作る。岩手も山本のスピードに乗った速攻などで食らいつく。お互い譲らず残り1分で77-79。タイムアウトあけ、残り22秒で大分・ジョーンズ3世がスティールに成功して勝負あり。大分が見事連勝を果たした。
■全体
外国籍選手が2人と厳しい状況の岩手に対して、大分は徹底的にインサイドから攻撃を展開していった。序盤から得点の取り合いになるも、ここぞの場面でリンバウンドを支配した大分がペースを握った。岩手は中ではスニードが孤軍奮闘。外からはディクソンが攻め入ったが、最後の勝負所でシュートを打てずにボールを失ったのが大きかった。
■観客数:1016人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手・桶谷HCコメント
悔しいです。外国籍選手が2人という状況で選手は精一杯頑張っていたが勝たせてあげれなかった。今日は一体感があった。昨日の負けと今日の負けは意味が違う。それでも勝ちたかった。山本、澤口がハッスルしていたので、終盤彼らがチームにいいケミストリーを生んでくれるだろう。
■大分・鈴木HCコメント
思った通り岩手はエネルギーを出してきていて、タフなゲームだった。メンバーが変わってやっとチームパワーが発揮できるようになってきた。桶谷HCは本当に素晴らしい方なのでファイナルズを目指して頑張ってほしいと思います。