4月20日(土)に花巻市総合体育館アネックスで開催した「2012-2013シーズン bjリーグ公式戦 ”銀河フーズ”Presents in花巻 ホーム最終戦 岩手ビッグブルズvs宮崎シャイニングサンズ」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手86-59宮崎
1Q 28-11
2Q 15-16
3Q 26-10
4Q 17-22
岩手が流れを渡すことなく完勝
■第1Q 28-11
ゾーンDFを敷く宮崎に対して、岩手は外角から攻め入る。ディフェンスでも積極的に仕掛けていく。宮崎はインサイドからクウソーらが狙うも、岩手の厚いディフェンスに阻まれてしまう。宮崎の守備の隙を突き、外角から決め、キレのあるドライブで攻撃する岩手が大きくリードする。その後も固いディフェンスから攻撃に繋げる岩手がリードを大きく広げて第1Qを終える。
■第2Q 43-27(15-16)
Qが変わっても岩手ペースのまま試合が進んでいく。宮崎も大城のアシストからクウソーのダンクと意地を見せるも、インサイド、そしてアウトサイドも好調な岩手の流れを止めることができない。さらに固い守備の岩手に対し、宮崎は5分間無得点と苦しい展開に。その後も岩手が積極的なディフェンスでミスを誘う一方、宮崎もクウソー、フェアリーがダンクなどでチームを鼓舞し、点差はあまり変わらず後半へ。
■第3Q 69-37(26-10)
後半に入っても宮崎は岩手の流れを変えられない。不用意なパスで相手にチャンスを与えてしまう。宮崎は外角から攻めるしか手がないも、リバウンドをスニードに支配されてしまう。ディフェンスからの速攻に澤岻がコートを広く使って多角的に攻めていく。みるみるうちに岩手がリードを広げて、気づけば32点差。
■第4Q 86-59(17-22)
あとがない宮崎は積極的に外角から狙っていく。しかし、思うように決めることができない。反対に焦りからかミスが増え、岩手に速攻を許してしまう。岩手は選手を入れ替え、フレッシュな選手を次々にコートに送り込み、試合を完全に掌握。シュート成功率が伸びなかったが、危なげなく勝利した。
■全体
序盤から積極的なディフェンスでボール奪取する岩手が、試合の主導権を握って危なげない試合運びを見せた。宮崎は中を厚く守られ、外角も決まらず完全に岩手のディフェンスがハマってしまった。岩手はインサイドでスニードが存在感を表し、万遍なく得点していった。
■観客数:1432人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手・桶谷HCコメント
出だしから選手がアグレッシブにディフェンスを頑張ってくれた。メンバーが代わって出たときに少しぐだついてしまうので、すぐに修正できるようにしないといけない。明日もしっかりディフェンスに集中してのぞみたい。
■宮崎・佐野HCコメント
岩手のエナジーに出だしで負けてしまった。ディフェンスが後手後手になっていた、自分たちで空回りしていた。ほんと完敗でした。明日は別のチームになれるよう切り替えて、明日で私たちは最後なのでチームひとつになって戦いたい。