10月26日(土)に滝沢総合公園体育館で開催した「bjリーグ 2013-2014シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs富山グラウジーズ」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手53-68富山
1Q 20-16
2Q 6-19
3Q 17-11
4Q 10-22
岩手を53得点に抑え、富山開幕5連勝
■第1Q 20-16
開幕負けなしの富山と現在3連勝中の岩手の好調を維持している両チームの決戦。得点ランキングで日本人ながら得点部門で2位につけている富山・城宝がこの日もチームを引っ張る。対して岩手は残り約3分半のところでブラックレッジのダンクで逆転に成功。富山がタイムアウトをとるも勢いは止まらず、与那嶺の3Pなどで引き離した岩手がリード。
■第2Q 26-35(6-19)
両チームアグレッシブなオフェンスを展開するがタフショットを打たされ、なかなか得点を挙げることができない。それでも富山・ブラウンが均衡を破ると
ディフェンスから流れを引き寄せ、得点を量産。岩手の攻撃陣は揃って富山ディフェンスの前に沈黙し、このQは6点に終わる。イースト2位の安定したディフェンスを誇る岩手のお株を奪う激しいディフェンスで、富山がリードを奪い折り返す。
■第3Q 43-46(17-11)
後半巻き返しを図りたい岩手は高橋の得点でスタートを切ると、ブラックレッジのバスケットカウントで再び逆転につなげる。それでも富山は冷静さを取り戻し、ディフェンスから流れを作っていくと、残り3分に水戸の速攻で再度逆転。城宝の速攻など点差を広げ第4Qへ。
■第4Q 53-68(10-22)
富山・グロス、ブラウンを中心とした攻撃が冴え、点差がじわじわ離れていく。守っても5本のスティールを奪い、確実に得点を重ねていく。岩手は、3P成功率リーグ2位の高橋を中心に果敢にアウトサイドを狙うも、点差を詰められず、今シーズンのワーストタイの53得点と最後まで富山を攻略できないまま敗れた。
■全体
富山が、ブラウン、水戸、グロスが2桁得点と安定した攻撃で、追いすがる岩手を寄せ付けず5連勝。今シーズンのアウェイ初勝利とし、昨シーズンに記録したチーム記録6連勝まであと1つとした。ホーム岩手はポマーレが11得点と意地を見せたが、3P確率が20パーセント代、2P確率も30パーセント代と、リングに嫌われ、連勝は3でストップした。
■観客数:856人
■岩手ビッグブルズ HC: 桶谷 大
リバウンドだったりセカンドチャンスだったり、やられたくないことをやられてしまった。しっかりディフェンスができないとだめ。自分たちでリズムを崩してしまったので明日はしっかり修正したい。
■富山グラウジーズ HC: ボブ・ナッシュ
タフな戦いだった。選手が特に第4Qにステップアップしてくれていいディフェンスができていた。岩手もいいディフェンスをしていたので、城宝がいつもの動きができていなかったが、チームディフェンスで勝つことができた。