11月10日(日)に二戸市総合スポーツセンターで開催した「bjリーグ 2013-2014シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs大阪エヴェッサ」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手81-75
1Q 24-4
2Q 20-24
3Q 13-20
4Q 24-27
大阪の猛追にあうも岩手が勝利
■第1Q 24-4
序盤からスピード溢れる展開。高橋らがドライブで仕掛けていく。大阪は岩手のゾーンDFに対してパスミスを誘発され、速攻を許してしまう。大阪はたまらずタイムアウトを取るも流れは変わらず、開始4分16秒には11-0。残り5分34秒にフリースローでようやく大阪が1点決める。その後もなかなかシュートチャンスを作れない大阪に対し、岩手は外角からも決めていき20点差をつける。
■第2Q 44-28(20-24)
大阪はスニードがゴール下を決め先制する。仲村がタフショットを決めて大阪が追い上げる。外角も決まって開始3分には16点差に。岩手は第1Qの点差で気が緩んだのかオフェンスでのミスが多い。オフェンスが機能し始めた大阪がじわじわと追い上げていく。残り3分30秒のブラックレッジのダンクから岩手は息を吹き返して再び点差を戻す。16点差で後半へ。
■第3Q 57-48(13-20)
高橋が果敢にドライブを仕掛けてリズムを作る。ゴール下へのアシストでブラックレッジがバスケットカウントを決める。さらにディフェンスから走って速攻に繋げるなど素早い攻撃を見せる岩手が主導権を握る。大阪はインサイドのスニードにボールを集めてパワー勝負に持ち込む。終盤、ガロウェイを起点として大阪・石橋の3Pなどで追いあげる。
■第4Q 81-75(24-27)
ブラックレッジのインサイドアタックで流れを作る。大阪はスニードが中で踏ん張るとアンドリュースのダンクなどでじわじわと追い上げていく。岩手は大阪の執拗なディフェンスにパスミスが出る。お互い足を止めず激しく攻守が入れ替わる。残り1分44秒に石橋の3Pで3点差とする大阪であったが、ペッパーズがフリースローを獲得して優位に立つとそのまま岩手が逃げ切った。
■全体
第1Qから岩手の攻撃力が爆発。一気に20点差をつけて勝利を大きく引き寄せた。しかし、大阪がスニードのインサイドから流れを作るとガロウェイが内外から得点を重ねていき徐々に点差を縮めていった。石橋の外角も効果的に決まり一時は3点差まで追い上げるも最後は岩手・ペッパーズがフリースローを決めて勝利を手にした。
■観客数:886人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手・桶谷HCコメント
出だしの、向こうがやりたかったことをやらせなかったのは選手がタフにディフェンスを頑張ってくれたから。途中点差を詰められたとき慌ててしまってミスが連発してしまった。良かったのは、20点以上あった点差を1桁まで詰められても最後まで踏みとどまれたのは収穫。また、ランダルが加入したことでバスケットにアタックする機会が増えフリースローの数が増えたこともいいこと。ボールをまわすことができた。
■大阪・東頭HCコメント
全責任は自分にある。選手は頑張ってくれた。前半シュートが入らなかったのは空回りしてしまっていたけど、後半は良かった。あれを試合を通してできるようにしたい。ここ何試合か選手の人数がケガや体調不良で減ってしまっていたのをうまくまわそうとして私自身がぶれてしまったのでぶれないように徹底していきたい。