1月2日(木)に松江市総合体育館で開催した「bjリーグ 2013-2014シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs島根スサノオマジック」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手86-71島根
1Q 27-10
2Q 12-14
3Q 22-16
4Q 25-31
第1Qで明暗が分かれ、2014年初勝利は岩手に
■第1Q 10-27
素早く攻め入る岩手がペースを握る。ブラックレッジの1on1に加え高橋の外角が確率よく決まっていき開始3分45秒には早くも10点差をつける。島根はデービス、カミングスと中から攻め入るも得点が奪えない。タイムアウトで体制を整えるも、ゾーンDFを崩せずシュートが決まらない。ランダル中心に中からも攻め立てた岩手がリードを17点に広げる。
■第2Q 24-39(14-12)
Qが変わっても流れはそのまま岩手ペース。シュート成功率は高くないが、リバウンドから得点を重ねていく。島根はサイズで優位なデービスがディフェンスの中心となるも、リバウンドから次々に繰り出される攻撃を防ぐことができない。それでも4分を切ってから岩手のディフェンスの裏を突き、デービスが連続でゴール下からダンクを叩き込み、何とか意地をみせる。15点差で後半へ。
■第3Q 40-61(16-22)
後半に入るとボールをシェアしドライブとインサイドを組み合わせながら徐々に攻撃が噛み合いだす島根。ディフェンスも締まり出すが、ディフェンスから素早く攻撃に転じる岩手の足を止めることができない。ブラックレッジのダンクなど岩手がリードを守っていく。
■第4Q 71-86(31-25)
島根はデービスを中心としてインサイドから突破を図る。ディフェンスでも前からプレッシャーをかけて逆転を狙う。一進一退の攻防の中、ゴール下から二次・三次と畳み掛けるようにリバウンドから攻め入る岩手の攻撃を止められない。中盤からカミングスが内外から仕掛けてリズムを作ると外からトーマス、中からデービスとバランスのいい攻撃を仕掛けるも時すでに遅く、岩手が勝利した。
■全体
第1Qから攻守の切り替えが早く足を使ったオフェンスを仕掛けていった岩手がスピードで島根を置き去りにしてリードを得るとそのまま追いつかれることなく勝利した。リバウンドに積極的に絡み、ゴール下から波状攻撃を仕掛けてデービスの牙城を崩すことに成功。島根は前半に岩手のゾーンDFを崩せず苦労したが、第4Qには外国籍選手の3人の攻撃が噛み合い、今後期待できる力をみせた。
■観客数:1490人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手ビッグブルズ:桶谷大HCコメント
出だし島根さんの外が外れてくれて、うちが走る事が出来た。そこが勝因だったと思います。第4Qの島根が追い上げた時の島根ブースターの応援は“さすが凄いなと”、やってて嫌な相手だなと思いました。
■島根スサノオマジック:ブライキディス・ブラシオスHCコメント
今日は出だし第1Qから非常に悪い展開でした。岩手に17点のリードを作らしてしまいました。明日に関しては、リバウンドからしっかり取っていきたいと思います。