2月8日(土)に高岡市竹平記念体育館で開催した「bjリーグ2013-2014シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs富山グラウジーズ」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手85-77富山
1Q 19-14
2Q 15-19
3Q 22-18
4Q 29-26
富山、流れをつかめず岩手に敗戦
■第1Q 14-19
試合開始から両チーム積極的にシュートを打っていく。5分57秒、与那嶺の得点から流れは岩手、個人技と中と外のパス交換をうまく使い、5分33秒にポマーレの2Pで逆転。中への切り込みを巧みに使ったプレイで一気に富山との差を広げる。富山もパスカットからの速攻で反撃するが、岩手の厚い守備に阻まれ、第1Qは14-19で岩手がリードで終了。
■第2Q 33-34(19-15)
流れをつかみたい富山は前から果敢にディフェンスをしかける。徐々にペースをつかみ始めた富山は岩手との点の取り合いになる。そして、残り1分36秒、水戸の3Pで1点差まで詰め寄る。岩手もパス回しから中へ切り込み差を広げようとするが、ウィラードの2Pでまた1点差まで詰め寄り、第2Qが終了。
■第3Q 51-56(18-22)
第2Qの流れのまま一気に逆転をしたい富山は城宝が3Pを決めるも、2分後には岩手・高橋が3Pで返す。富山は外の展開を早くして水戸の3Pで得点を重ねるが、岩手の与那嶺に試合をコントロールされてしまい流れをつかめない。岩手は与那嶺を起点にした攻めで得点を重ね残り2分48秒、ポマーレのシュートで7点差。第3Qは岩手ペースで終える。
■第4Q 77-85(26-29)
開始からお互いが入れて入れられの激しい試合展開に。ここで試合を動かしたのはペッパーズの連続得点。そこから外国籍選手を筆頭に得点を重ね続ける。ここで追いつけなければ負けてしまう富山は藤江の3Pなどで点差を縮めようとするが、追いつけず。岩手のパス交換とドリブルをうまく使いこなした力強いプレイがこの試合の勝利をもたらした。
■全体
岩手の中と外をうまく使いこなした早いパスワークと力強い中へのドリブルがきれいに決まったことが、この試合の大きな勝因だ。岩手は前半から与那嶺を起点に中に外国籍選手を入れた試合運びで得点を重ねていたのに対し、富山は岩手の中を固めたディフェンスに攻めがうまくいかず3P頼りになってしまったのが大きな敗因となった。どちらのチームもひるむことなく、果敢に前に出ていた試合だったがこれらの試合運びの差が岩手の勝因となった。
■観客数:1259人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■富山:ボブ・ナッシュHCコメント
自分たちのリズムに乗れず、いつものようなエネルギーが溢れるプレイができなかった。それに対し岩手は素晴らしいプレイをした。明日は、いつものようにボールシェアとリバウンドで勝利を掴みたい。
■岩手:桶谷大HCコメント
富山に対し、ペイントエリアをどれだけ守れるか、リバウンドをどれだけ取れるかだと考えていた。ペイントエリアではやられている、もう少し守れたと思う。
相手よりもアグレッシブにできたことが一番の勝因。リバウンドに対してファイトできたことで、相手にセカンドチャンスを与える回数が少なかったことが、自分たちのいいオフェンスにつながった。
明日も勝って2位浮上を目指します!