2014年3月8日(土)に花巻市総合体育館アネックスで開催された「”銀河フーズ”Presents bjリーグ2013-2014シーズン公式戦 東日本大震災復興祈念試合 岩手ビッグブルズvs東京サンレーヴス」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手92-66東京
1Q 17-19
2Q 29-21
3Q 22-11
4Q 24-15
後半に岩手が突き離して勝利
■第1Q 17-19
立ち上がりはウッズの突破力と井手のアシストで東京が先行する。開始2分50秒で4-10とリードする。その後も井手の外角など試合を優位に進めてく東京に対して岩手はミスを誘って速攻に持ち込むも決めきれない。与那嶺が井手を徹底マークにつけ自由にボールを持たせない。東京リードで第1Qを終える。
■第2Q 46-40(29-21)
岩手は前線からプレシャーをかけていく。東京はウッズ、井手の2人で岩手を崩していく。ディフェンスではストーバーがゴール下で壁となって立ちはだかる。岩手はボールをシェアして的を絞らせずに展開していくが、ミスもあり得点が伸びない。終盤、リバウンドからランダルがバスケットカウントを決めると外からランダル中からポマーレが得点して逆転。
■第3Q 68-51(22-11)
東京はウッズの個人技で食らいつくも井手のシュートが落ち始める。反対に岩手にカウンターを決められてしまう。岩手は前からプレッシャーをかけて東京ガード陣のミスを誘う。中盤には与那嶺と高橋の連続3Pで気づけば点差は20点。東京は残り34秒に金井が3Pを決めるなど何とか17点差で終える。
■第4Q 92-66(24-15)
井手とウッズが厳しいマークにあい、ボールを奪われる。ディフェンスではファウルが嵩んで岩手ペースは変わらず。岩手は控えの小野寺が出場するもミスもあり開始2分半で交代。流れが止まってしまった岩手に対して東京はモリスがインサイドで打開を図るが厳しいチェックに合う。終盤には交代で入った木村が2本の3Pを決めて勝利に華を添えた。
■全体
前半は東京がペースを握っていたが、後半に入るとウッズと井手の2人が厳しいマークにあい、シュート精度も落ちていった。対して岩手は積極的にプレッシャーをかけて速攻に持ち込んでいった。ベンチメンバーを出場させる余裕も見せ、大差で勝利した。
■観客数:1293人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手・桶谷HCコメント
出だしは采配の所でフィットしていなくて走られてしまった。後半はしっかり修正して、失点を抑えられた。東京は個々の選手の能力が高くて1対1でディフェンスをしようとすると止められないことがあったのでチームでしっかりディフェンスをする必要がある。今節は絶対に負けてはいけない試合だと思って臨んだ。私たちの存在意義をしっかりみなさんに見せないといけない。強いブルズを見せるのもそうだが、みなさんが楽しんだり喜んでもらえるチームにならなければいけない。明日もしっかり勝って岩手のみなさんに元気を与えたい。
■東京・青木HCコメント
相手が嫌がるプレイを前半はできていたが、後半は集中力が切れてしまってできなくなっていた。継続してできるようにしなければいけない。明日はしっかり40分間集中して臨みたい。