3月15日(土)に千曲市戸倉体育館で開催された「bjリーグ2013-2014シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs信州ブレイブウォリアーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手74-93長野
1Q 17-21
2Q 16-22
3Q 21-26
4Q 20-24
長野がサンダースの外角を武器に勝利
■第1Q 21-17
序盤からテンポよく得点を決めあう中、長野は積極的にペネトレイトしてチャンスを作っていく。長野の勢いが勝り開始約3分で11-4。岩手は長野のゾーンDFを前に素早いパスワークで対抗するが、外が決まらずに苦しむ。ディフェンスから立て直して速攻を決めるが、長野も負けじとギブソンが外角を決めるなど4点のリードを得る。
■第2Q 43-33(22-16)
岩手は足を使ったディフェンスで長野のミスを誘い速攻に繋げていく。積極的に仕掛けていく岩手ペースかと思われたが、外角が好調な長野がリードを譲らない。岩手は中や裏を巧みに使うもシュート精度がいまいち。5分を切ってから高橋が2本の3Pを決めて追い上げるが、サンダースがそれを上回る3本の3Pを連続で決めて10点差で前半を終える。
■第3Q 69-54(26-21)
ギブソンが豪快なダンクを決める。ミドルレンジの成功率に苦しむ岩手に対して長野は走って速攻に繋げる。岩手はタイムアウトを取るもミスが出るなど長野に走られてしまう。岩手も真っ向から対抗してスピーディーな展開に。どちらも譲らない展開の中、今野が後押しする長野がリードを15点に。
■第4Q 93-74(24-20)
早く追い上げたい岩手であるが、長野・サンダースのドライブを止めることができず点差を縮めるには至らない。5分終えて77-63。後がない岩手は残り4分を切ってからプレスディフェンスを仕掛ける。しかし、中でのパスワークでギブソンがダンクを決めるなど攻撃の手を緩めない長野がそのまま勝利した。
■全体
岩手は長野のゾーンDFに対して外角が決まらず苦戦を強いられた。一方の長野はサンダースの外角が好調。集中したディフェンスで岩手の攻撃を抑えると、素早く攻撃に展開。ギブソン、パーマーのドライブが効果的に決まるなど、巧みなオフェンスで岩手を寄せ付けずに勝利を掴んだ。
■観客数:1485人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手・桶谷HCコメント
今日は試合を戦わせる上で準備がしきれなかった。出だしでイニシアチブを取られ、長野に気持ちよくプレイさせてしまった。選手はがんばったが、策を出せなかった自分の責任。明日はしっかり勝ちたい。
■長野・河合HCコメント
非常に難しい試合だった。もう一度明日やるべきことをやって、臨む。100%の力でダーティーワークをこなすようにしないといけない。