2014年3月8日(土)に花巻市総合体育館アネックスで開催された「”銀河フーズ”Presents bjリーグ2013-2014シーズン公式戦 東日本大震災復興祈念試合 岩手ビッグブルズvs東京サンレーヴス」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手87-56東京
1Q 30-9
2Q 19-16
3Q 25-16
4Q 13-15
第1Qで30得点稼いだ岩手が勝利
■第1Q 30-9
立ち上がりこそ互角の展開であるが、徐々に岩手のディフェンスが東京を捕まえていく。さらにブラックレッジがブロックからそのままダンクに持ち込む。残り5分20秒に高橋の3Pで15-4。東京はウッズ、井手が打開を図ろうとするも岩手の強固なディフェンスを前にミスが出る。9点しか奪えず、21点差で第1Qを終える。
■第2Q 49-25(19-16)
東京は井手が岩手のディフェンスをかいくぐりチャンスを作る。金井のシュートも決まり何とか得点を重ねる。一方の岩手はボールをシェアしペッパーズがドライブで得点していく。インサイドではポマーレが立ちはだかりリードを守る。それでもモリスとストーバーがインサイドで身体を張って突破口を見出し、このQは19-16と互角の戦いをみせる。
■第3Q 74-41(25-16)
早く追いつきたい東京はストーバーのバスケットカウントなど幸先良いスタートを切る。岩手は与那嶺と月野が積極的に仕掛けていく。5分終えて59-36。終盤に井手が3Pを決めるもその後が続かず、33点差で最終Qをむかえる。
■第4Q 87-56(13-15)
序盤はお互い流れがつかめない中、伊藤がリバウンドに絡んでいく。岩手はオフェンスが噛み合わずにミスが増え得点が伸びない。それでも交代で入った木村が外角を決めていく。東京・モリスが孤軍奮闘するも、それまでに空いた点差を詰めることが出来ずに試合終了。
■全体
第1Qで岩手が東京・ウッズと井手を抑えることに成功すると、オフェンスではブラックレッジのインサイドに高橋の3本の3Pで一気に21点差をつけて早々と勝負を決めた。東京は徐々に岩手のディフェンスに対応していき、井手やモリスが得点を重ねていくも、点差を縮めるまでには至らなかった。岩手は後半にミスが増えるも、ベンチメンバーを出す余裕をみせて快勝した。
■観客数:1413人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手・桶谷HCコメント
今日は出だしからよく選手がハッスルしてくれた。強いて言うなら最後ボールを持ちすぎてしまっていた。リズムが落ちてきたときにシュートも入らなくなってしまうのでそこは今後修正していきたい。けど今日は本当に選手が頑張ってくれた。チャレンジしようとする気持ちが良かった。ボールを回してる時にアタックできるチームになりたい。この連勝を皮切りに再度上位に浮上できるようしっかり来週のAWAY戦集中していきたい。
■東京・青木HCコメント
岩手は素晴らしいチーム。個々の能力は劣っていないと思うがチームで戦っているところは学ばなければいけない。残りの試合、練習からしっかりやっていきたい。また、東日本大震災復興祈念試合にこういった形で参加できたことを感謝したいと思う。風化させない義務が私たちにはあるし、東京から微力ではあるが支えていきたい。