2014年4月19日(土)に伊勢崎市民体育館で開催された「bjリーグ 2013-2014シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs群馬クレインサンダーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手74-68群馬
1Q 12-21
2Q 24-14
3Q 17-18
4Q 21-15
岩手の高い壁に阻まれ、群馬惜しくも敗北
■第1Q 21-12
岩手のディフェンスに対して上手く外から決めていく群馬。ガード陣の外角が効果的に決まってリードする。一方の岩手はリバウンドを奪われ、決めきれずにいる中、開始約4分にタイムアウトで立て直す。それでもテンポよくパスをつないでいく群馬ペースで第1Qを終える。
■第2Q 35-36(14-24)
Qが変わっても群馬が試合を牽引していく。小淵が3Pを決めるとインサイドを上手く使いながらバランス良い攻撃を見せる、一方の岩手はフィニッシュが甘く得点が伸びず、群馬に隙を突かれてしまう。中盤からディフェンスを立て直す岩手が要所でスティールを奪うとペッパーズの仕掛けからミドルを決めていき追い上げる。岩手のプレッシャーを前に攻めきれない群馬はリードを許して後半へ。
■第3Q 53-53(18-17)
群馬はスニードのインサイドにボールを集めていくが、徐々に岩手のディフェンスが上回っていく。高さのあるブラックレッジが立ちはだかる。それでもディクソンが個人技で打開を図って内外から加点。岩手も足を使って素早く攻め込むなど互角のまま最終Qへ。
■第4Q 68-74(15-21)
前からプレッシャーをかけていく岩手。群馬はディクソンの個人技を軸とする。岩手はランダルが1on1からチャンスを作っていきリードする。一進一退の攻防の中、中盤から内外バランスよく展開していく群馬が攻撃のリズムを取り戻し、残り1分36秒に2点差に追い上げる。しかし、その後は岩手の好ディフェンスに阻まれてしまい反撃もここまで。岩手が勝利した。
■全体
試合の序盤から外角が好調な群馬が第1Qでリードしていくも、岩手がディフェンスで立て直して互角の戦いに。高さのある岩手のディフェンスに苦労する群馬だがディクソンの個人技から中も上手くからめて食らいついていった。しかし、最後は岩手の壁を破れずに惜しくも敗北。岩手はこれで2位秋田にあと一歩まで迫った。
■観客数:2241人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手:桶谷大HCコメント
先週岩手で戦い、今週はアウェイでの連戦だったので、それに対して自分たちがアウェイでの戦い方を出だしで出せなかった。もっとプレイも強く、スマートにチームとしてやる必要があった。そこに気付いてからは前からのプレッシャーも良かった。ただスコアされたり、リバウンドを取った時に走り切れていなかったので、明日は走って走って走り切る自分たちのバスケットが出来るように頑張ろうと思う。
■群馬:藤田弘輝HC代行コメント
岩手のディフェンスからのトランジションの展開にのまれてしまったのが一番の敗因。プレッシャーを破った後のオフェンスをチームとして焦らずに組んで、そのオフェンスがディフェンにも影響しないように明日は取り組みたい。伊勢崎という地元でホーム最終戦なので、必ず勝ちに行きたい。