2014年4月20日(日)に伊勢崎市民体育館で開催された「bjリーグ 2013-2014シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs群馬クレインサンダーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手80-77群馬
1Q 15-14
2Q 18-22
3Q 26-22
4Q 21-19
岩手がプレイオフに向け弾みをつける
■第1Q 14‐15
ブラックレッジの2Pで岩手が先制。両者譲らない戦いの中、群馬のスニードがオフェンスリバウンドをとるも決まらない。中盤から岩手の月野が果敢に攻めてリズムを作ると5点のリードを得る。しかし残り1分39秒に群馬・友利が3Pを決め、そこからは群馬がボールを広くシェアし流れをつくり1点差まで詰め寄ったところで第1Q終了。
■第2Q 36-33(22-18)
グリーンがダンクを決め逆転するが、直後ファウルとテクニカルファウルを取られてしまう。その後も両者譲らない戦いの中、群馬は中に入らせない固いDF、オフェンスはコート全体でボールをシェアしシュート成功率こそ高くないが18本のシュートを放ち流れをつくる。岩手はタイムアウトで流れを切るも、終盤に小淵に外角を決められるなどリードを許してしまう。
■第3Q 58-59(22‐26)
前半同様に行ったり来たりの均衡した戦い。残り5分34秒に群馬・スニードがダンクを決め会場は今シーズン最高の盛り上がりを見せる。岩手は終盤にタイムアウトを取り、直後代わった月野が群馬の岡田、小淵が抜け薄くなったDFの中、2Pを2本連続で決め1点差に詰め寄る。群馬もタイムアウトを取り悪い流れを断ち切ろうとするが逆転される。58-59の岩手リードで最終Qへ。
■第4Q 77-80(19‐21)
月野が3Pを決めると与那嶺がスティールから攻撃に繋げハーフコートを使い内外から有効に攻める。群馬もグリーンがバスケットカウントを決め食らいついていくが、ペッパーズ、ポマーレを止められず一時点差が10点差まで開く。残り1分21秒から群馬・ディクソンが3Pを2本連続で決め球際の強さを見せ3点差まで詰め寄るが、あと一歩及ばず岩手の連勝となった。
■全体
前半に群馬がボールをシェアし良い流れを作るが、岩手も最後まで集中を切らさないプレイで圧倒し4連勝、プレイオフに向けて弾みをつける。群馬はこの日シーズン最多となる2,355人の観客に後押しされオフェンス・ディフェンスともにリバウンドを制すが、後半ターンオーバーなど乱れが生じたのもあり、後一歩及ばなかった。
■観客数:2355人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手:桶谷大HCコメント
課題が3つ浮き彫りになった。1つ目は昨日勝った後から今日の試合までの時間の使い方が甘すぎたこと。2つ目は相手にゾーンディフェンスをされた時にマンツーマンディフェンスと同じように攻めれなくなること。3つ目はターンオーバーで崩れてしまったこと。これからプレイオフ行くにあたり、どれだけこのような課題を潰せるかがポイント。プレイオフに向けてあと2試合頑張りたい。
■群馬:藤田弘輝HC代行コメント
ホーム最終戦でたくさんの人に応援していただいた中、勝ち星を上げれなかったことは残念。しかし選手たちはよくやってくれた。強いチームは勝ち、一歩足りないチームは負ける、その差が出た4連戦だったと思う。強いチームになるための、あと一歩を2試合だが取り組んで来シーズンに繋げていきたい。