10月12日(日)に岩手県営体育館で開催された「北日本銀行Presents ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2014-2015シーズン 岩手ビッグブルズvs福島ファイヤーボンズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手69-59福島
1Q 13-14
2Q 16-15
3Q 22-12
4Q 18-18
第3Qで岩手が勢いづき、そのまま勝利
■第1Q 13-14
前日の試合とは違い開始早々点を取り合う。両チームともアウトサイド中心に攻め3Pを決めていく。ボールを持ったら早めにシュートまでいく岩手は、リズム良く決める場面もあるが精度が高くなく得点が伸びない。対して福島はじっくり時間を使い攻め着実に決める。
■第2Q 29-29(16-15)
福島がアウトサイドから得点を重ね引き離そうとするが、岩手が喰らいついていく。残り3分40秒で福島・狩俣の3Pなどアウトサイドの攻撃がうまくいくが、タイムアウトをとった岩手はランダルの個人技とブラックレッジのダンクが連続で決まり岩手が逆転。福島は終盤、モリスのフリースローで追いつき29-29で前半終了。
■第3Q 51-41(22-12)
序盤、岩手に連続して決められたが福島も野上の3Pとヒューズのオフェンスリバウンドからの得点で逆転。しかし中盤に入って福島のアウトサイドのシュートが入らなくなる。インサイドで攻めようにも岩手のディフェンスに阻まれ6分間無得点と苦しい状況。岩手はディフェンスがハマり、その勢いで得点を量産し51-38まで差を広げる。終盤、福島・狩俣が3Pを決め何とか10点差で終わらせる。
■第4Q 69-59(18-18)
岩手が先制しこのまま流れに乗るかと思われたが、福島も堅いディフェンスを掻い潜り追いつく。中盤、岩手のミドルレンジからのポイントや仲西のペネトレイトで13点差としたが、福島も残り3分53秒のモリスの2Pや増子のスティールからのフリースローで9点差まで詰める。しかし岩手の好守によってそれ以上点差が縮まることはなく、そのまま岩手が勝利を手にした。
■全体
前半、福島はアウトサイドからの攻めが上手くいき、時折みせるインサイドからも攻め得点を重ねた。しかし第3Qからシュートが入らなくなり、さらに岩手のディフェンスに苦しめられた。岩手はこれを機に連続して得点を重ねる。第4Qに福島も盛り返すがターンオーバーが多く勢いに乗り切れず、点差を埋めることが出来なかった。第3Qが両チームにとって分岐点になり、岩手が攻守共に良いリズムに乗ってホーム2連勝に繋なげた。
■観客数:1623人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手・桶谷HCコメント
10点ひらいた第3Qにディフェンスがアクティブになって、中にしっかりアタックできたことが勝因。スリーポイントの確率が悪いので、今後の練習の中でどういった練習をしていくかが大事。千葉にハッスルしてもらったのがその後のいい流れにつながった。今日は全体的にチームはよく我慢した。
■福島・藤田HCコメント
来ると分かっている岩手の流れをとめることができなかったし、我慢しきれなかった。チームが40分間集中して戦うメンタリティが必要。来週から気持ちを切り替えていきたい。
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