11月29日(土)に宮古市民総合体育館(シーアリーナ)で開催された「岩手銀行Presents ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-2015シーズン公式戦 復興祈念試合 岩手ビッグブルズvs高松ファイブアローズ」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手84-65高松
1Q 22-20
2Q 16-13
3Q 22-16
4Q 24-16
岩手が怒涛のオフェンスで宮古シリーズ初戦を制す
■第1Q 22-20
立ち上がり、両チームともに硬さが目立ち、シュートが思うように決まらない。残り7分、高松薮内の3Pが決まり、4-8と高松が一歩リードする。岩手は選手交代を上手く使い、流れを変えようとする。要所でランダルが安定的に得点し、突き放したい高松を許さない。途中交代で入った岩手小野寺が起点となり、岩手が逆転。2点リードで第2Qへ。
■第2Q 38-33(16-13)
岩手アーノルドの3Pからスタート。序盤、ファウルが先行する高松の隙をついて岩手が加点していく。両チームとも有効なオフェンスが作り出せないままロースコアな展開が続くが、残り5分の場面でワッツが3Pを決め、高松が同点に追いつく。逆転したい高松だが後が続かない。岩手が5点リードで後半戦へ。
■第3Q 60-49(22-16)
高松が積極的に攻撃するが、ターンオーバーやシュートミスが目立ち追いつけない。岩手は与那嶺のバスケットカウントからのフリースローによる3点プレイで一気に突き放しにかかる。踏ん張りたい高松はソーントン、ワッツらの外国籍選手が要所で得点し、何とか苦しい時間帯を持ちこたえようとするが残り1分、寒竹の3Pが決まり、岩手が点差を2桁に広げる。
■第4Q 84-65(24-16)
岩手与那嶺・寒竹が、高松は菊池・ワッツが得点し、序盤から得点が動く展開に。何とか食らいつく高松だったが、要所でターンオーバーを犯し、岩手ブラックレッジのダンクが決まる。たまらずタイムアウトと選手交代で修正を図るが流れを変えることができない。岩手月野の得点で点差は20点に。その後も着実に加点した岩手が余裕を持って逃げ切った。
■全体
岩手はランダル・ブラックレッジらが安定した働きを見せ、1試合を通じて集中力を持続させた。一方高松は第3Qまでは踏ん張れたものの、最終Qで集中力が途切れ、その間岩手にダッシュされてしまう展開となってしまった。高松は3P、2P、フリースローともに決定率が悪く、積極的なオフェンスを展開するも決定力に欠けてしまった。
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手ビッグブルズ HC: 桶谷 大
パスが回ってなくて全然よくなかったし、ディフェンスでもワイドオープンで簡単に打たれすぎてしまった。1人でボールを持ちすぎているのでもっとチームで作る必要がある。ただ、今日沿岸・宮古で試合することに対しての選手たちの気持ちは入っていた。とくにブラックレッジが宮古で試合する意義や意味をチームのみんなに話していた。気持ちのこもったプレーを見せてくれた。自分たちはもっといいバスケットができるので、明日は宮古で必ず2つ取りたい。
■高松ファイブアローズ HC: 前田 顕蔵
まずはじめに宮古市で対戦相手として試合ができたことを光栄に思っている。チームの完成度の差が出たなと痛感した。岩手の強いところをつぶせなかったし、自分たちの弱いところを出してしまった。明日切り替えてのぞみたい。
■観客数:1,150人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント