11月16日(日)に島根県立浜山体育館で開催された「ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-2015シーズン 岩手ビッグブルズvs島根スサノオマジック」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手71-63島根
1Q 10-15
2Q 22-24
3Q 13-12
4Q 26-12
岩手が辛くも12連勝を達成
■第1Q 15-10
島根は全員が積極的にインサイドへ切り込み、岩手のディフェンスを翻弄。序盤の主導権を握る。岩手は島根の厳しいマンツーマンディフェンスのプレッシャーからかシュートの成功率が上がらない。リズムを変えようと岩手はタイムアウトを取るが、開始後にチャップマンが連続得点をあげ、島根がリードを5点差に広げる。
■第2Q 39-32(24-22)
岩手は3Pも織り交ぜ、島根ディフェンスの攻略を図る。仲西、アーノルドの連続3Pで追撃を試みるも、島根は山本を中心に2Pを重ねて点差を詰めさせない。横尾が岩手ディフェンスのスペースに走りこむなど島根は全員の足がよく動き、運動量で岩手に勝る。終盤に横尾の3点プレイ、メリエックスの3Pで引き離し、島根ペースで前半を終える。
■第3Q 51-45(12-13)
後半は島根、岩手ともにインサイドでの攻勢をより強め、ファウルが多くなる。しかし、フリースローを両チームとも決めきれず、点差は変わらない。しかし、岩手は前半に比べ徐々にリバウンドがとれるようになり、オフェンスにリズムが生まれ始める。一時は点差を3点まで詰めるも、残り4秒でチャップマンに3Pを決められる。
■第4Q 63-71(12-26)
アーノルドが3Pを積極的に放ち、逆転に向けて仕掛ける。ブラックレッジ、ランダルがリバウンドを制し、岩手のオフェンスに厚みを加える。すると残り3分過ぎ、仲西がスティールから速攻、そしてアーノルドが3Pを決めてついに逆転する。島根はファウルゲームに持ち込むも、フリースローとディフェンスリバウンドを確実に押さえた岩手が辛くも逆転勝ちを収める。
■全体
終始島根ペースだった。全員がよく動き、空いたインサイドのスペースに走りこみ効率良く得点を重ねるパターンが随所に見られた。岩手は島根のマンツーマンディフェンスを振り切れず、シュートを急ぐ場面が多く、持ち味のインサイドの強さは鳴りを潜めた。後半リバウンドを取り始めた岩手がアーノルドの連続3Pなどの活躍もあり、逆転で辛勝。12連勝を飾った。
■観客数:1223人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手ビッグブルズ 桶谷 大 HC
前半島根さんがすごく良いオフェンス・ディフェンスをして自分達がオウトハッスルされて受け身の状態になって、後半岩手の選手がそれ以上にハッスルしてくれて、特に仲西が良いプレイをしてくれて勝利することが出来た。
■島根スサノオマジック 森山 知広HC
東1位の岩手さんは流石に強いなという印象と、最後の5分、アーノルド選手に3Pを2本決められた所が、ターニングポイントだったかなと思う。