11月23日(日)に滝沢総合公園体育館で開催された「The Game For Human Rights 岩手県人権啓発活動ネットワーク協議会 Presents 岩手ビッグブルズvs横浜ビー・コルセアーズ」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手92-78横浜
1Q 20-20
2Q 14-17
3Q 29-18
4Q 29-23
岩手がチーム連勝記録を14に更新
■第1Q 20-20
両チームシュートを簡単に打たせない厳しいディフェンスでスタート。中盤まで横浜はナイルズの個人技で得点を重ね、やや優位に試合を進める。岩手は小野寺の3P、アーノルドの2Pで点差を離し、横浜に傾きかけた流れを一気に引き戻す。しかし、ラストワンプレーでラーカイがダンクでの3点プレイを決める。一進一退、同点で第1Qを終える。
■第2Q 34-37(14-17)
第1Qと反対に両チーム得点が伸びない。岩手がタイムアウトでオフェンスの修正を図ると選手の動きに活気が戻る。残り3分過ぎからは攻守が激しく切り替わる展開へと急変。その中でも落ち着いてオフェンスを組み立て、パスで決定機を演出し続けた蒲谷の活躍で横浜がわずかにリードを奪う。
■第3Q 63-55(29-18)
序盤、ブラックレッジとラーカイがインサイドで攻防を繰り広げ、点差は変わらない。しかし、残り6分21秒でポイントゲッターのナイルズが早くも4ファウルとなる。そしてついに残り3分過ぎにはランダルのフリースローで同点に追いつく。その後も、ブラックレッジとランダルを中心としたインサイドでのオフェンスが機能し、岩手は大量29点をあげる。
■第4Q 92-78(29-23)
ランダルの速攻で幕を開けた第4Qは終始岩手が固く試合を進める。横浜は逆転へ向け、3Pやミドルシュートを時間を使わず積極的に打つも入らない。岩手はリバウンドをしっかりと取り、リズムを崩さない。中盤、アーノルドのフェイダウェイによる3点プレイがチームにさらなる勢いを与え、磐石の試合運びで岩手が逃げ切る。
■全体
始めは両チームともシュート際の激しいディフェンスで一進一退の試合展開となった。第3Qにナイルズが4ファウルとなってからは一気に岩手ペース。攻守ともにインサイドを制した岩手が流れをつかむ。ランダルが28得点8リバウンド、アーノルドが21得点11リバウンドと奮起し、チーム新記録を更新し14連勝とした。
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手ビッグブルズ HC: 桶谷 大
横浜は強かった。外国人選手がいない中で日本人選手が躍動していた。自分たちは変に狙い過ぎて空回りしていた。ターンオーバーせずに終わらせること、アグレッシブにディフェンスをすることをチーム内で確認してからは、相手に好きなことをさせなかった。
来週は宮古での対戦。たくさんのお客さんに来てもらいたい。
■横浜ビー・コルセアーズ HC: 勝久 マイケル
昨日は岩手のバスケをさせてしまっていたが、今日の前半はうちのバスケができていた。後半も悪くなかったがビッグマンがいなくなった時間帯がとてもタフになってしまった。今のこのチーム状況の中奮起してくれた選手を誇りに思う。その選手と遠くから来てくれたブースターのためにも勝ちたかったが残念だった。ただ今日は、強くなったと思う。
■観客数:1,274人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<Today's Game Pictures>>