2014年12月20日(土)に富山県総合体育館センターで開催された「ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs富山グラウジーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手73-77富山
1Q 18-16
2Q 18-19
3Q 19-20
4Q 18-22
富山がシーソーゲームを制す!
■第1Q 16-18
富山がウィラードのブロックなどディフェンスの良い流れから藤江の外からの2P、3Pで一気に9-2までリードを広げる。岩手はたまらずタイムアウトをとり、修正を図る。岩手は寒竹、ランダルがチームに勢いをもたらし、逆転に成功する。その後富山も城宝のスティールや3Pで追い上げるが逆転はできず、第2Qへ。
■第2Q 35-36(19-18)
両チーム共、シュートを決められれば、決め返すという展開で終始ゲームが進んでいく。その中で富山はワーナー、ウィラードの高さを生かしてオフェンスをしていく。岩手はアーノルド、ブラックレッジを中心に中、外と効率よくシュートを決めていく。お互い一歩もひかず前半が終了する。
■第3Q 55-55(20-19)
岩手は開始直後から24秒オーバータイムをしてしまうなど、オフェンスのリズムが掴めない。逆に富山はホーンがダンク、3Pとチームを盛り上げ、リードを広げる。岩手はタイムアウト後、速攻を決めるなど速い展開のバスケットになっていく。岩手はフルコートディフェンスをするなど守りから良い流れを作っていく。同点となり最終Qへ。
■第4Q 77-73(22-18)
岩手が富山の24秒オーバータイムやターンオーバーなど悪い流れを逆手に取り、連続ポイントなど好スタートを切る。しかし、富山が終盤、ウィラードのインサイドや3Pでチームに勢いがつき、怒涛の攻めで点差を広げる。岩手はファールゲームに持ち込み、ランダルがアリウープを決めるなど追い上げるが、一歩及ばず富山が勝利する。
■全体
お互いに互角のシーソーゲームを富山が制した。岩手は外国籍プレイヤー3人が10点以上決めるなどチームを引っ張っていた。また、岩手はタイムアウト後の修正力は流石であり、相手の良い流れを断ち切っていた。富山はウィラードが中、外と大事な場面で決め、16点を取りチームに勢いをもたらしていた。そして富山は戦列復帰した城宝が15点を決めたのが大きかった。強豪同士のゲームということで、両チームレベルの高いプレイを見せてくれた。
■観客数:1155人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■富山・ナッシュHC
グラウジーズはいつもディフェンスに意識をもっていき、今日の岩手戦に関しては、自分たちの設定した目標をそれぞれのエリアで達成できた。城宝選手が戻って来て、終盤、ビッグショットやフリースローを決めてくれた。彼が点を決めることによって、試合に余裕が生まれるので、彼が戻って来てくれて嬉しい限りだ。
■岩手・桶谷HC
1Qと第3Qの出だし、ディフェンスがかなりソフトになっていたし、簡単にレイアップを決められるシーンがあった。出だしでスタートダッシュされないようにしないといけない。勝負所で、ワイドオープンでシュートを決められ、自分たちがやらないといけないことがやれていない。自分たちで落とした敗戦。