12月6日(土)にさいたま市記念総合体育館で開催された「ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs埼玉ブロンコス」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手96-59埼玉
1Q 25-11
2Q 32-11
3Q 12-26
4Q 27-11
強さを見せた岩手が17連勝
■第1Q 11-25
まずは岩手がランダルの2Pで先制し、序盤から終盤まで一貫して自分たちのペースは崩さず得点を重ねていく。埼玉も序盤から積極的にゴールに内・外からシュートを放つも、中盤から岩手のマンツーマンディフェンスに阻まれ内側から切り込めず、外からのシュートが多くなっていく。それでも与えられたフリースローのチャンスを堅実に得点に変えてくが、終始岩手優勢の状況が続く。
■第2Q 22-57(11-32)
岩手は第1Qよりさらに勢いを増し、依然として埼玉を3Pラインより内に近づかせない。序盤から岩手・ランダルが内・外から3P、2Pを成功させるなど連続得点で点差を広げていく。埼玉は外からの攻撃が主となるがボールの主導権をほぼ岩手に握られ、埼玉劣勢のまま35点差で後半戦へ。
■第3Q 48-69(26-12)
序盤に埼玉 スチュワートが内に切り込んで2Pを決め、前半なかなか決められなかったこの攻撃パターンが決まり埼玉が勢いづく。さらに中盤の埼玉の第2Qとは打って変わっての連続得点にたまらず岩手はタイムアウトを請求。その後も埼玉ペースの流れは変わらなかったが、残り1分ほどで、千葉の2Pから岩手は埼玉に飲まれていた勢いから脱却する兆しをみせたところで第3Q終了となった。
■第4Q 59‐96(11‐27)
開始早々からブラックレッジ、アーノルドらが連続で得点を重ね、勢いを取り戻す岩手。第3Qとはまるで逆の展開になる。埼玉はファウルも増し苦しい状況になるが、永田がボールを奪いそこから2Pを決めるなど攻撃の手は緩めない。しかし、岩手の勢いは止まらず3Pやフリースローを着実に決めていき、最終的に37点差で試合終了となった。
■全体
前半は岩手の堅い守備の前に埼玉は思うように攻撃をさせてもらえず、対する岩手は内・外から臨機応変に得点を重ねていった。後半最初は埼玉のハイペースな攻撃により流れが前半の岩手から埼玉に変わった試合展開であったが、第4Qでは岩手がその流れを払拭。また点差を広げていき最後に岩手が強さを見せた形となった。
■観客数:561人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手・桶谷ヘッドコーチ
第1・2Qは埼玉のシュートが入らなくて点差が開いたが第3Qはこちらがスティールされるなどターンオーバー7つ、フリースローやオフェンスリバウンドも与えてしまった。前半いいバスケをできていると勘違いしてしまった部分が出て第3Qふらふらっと入ってしまった。まだまだメンタルの部分で40分通してきっちりやり通すことができない。やらせることができなかったことが反省点。明日はそういうところもしっかりと気を引き締めて挑みたい。
■埼玉・下地ヘッドコーチ
言葉がない。悔しいを通り越している。1勝もしていないチームがなぜチャレンジしないのか。永田はこたえてくれたし、スチュワートとジョンソンは2人でよくやってくれた。シンプルなことをシンプルにやってほしい。僕は日本人で勝ちたい。それだけだ。
<<Today's Bulls>>