12月13日(土)に岩手県営体育館で開催された「よぼういがく協会Game ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-2015シーズン公式戦 ”レディースデー” 岩手ビッグブルズvs琉球ゴールデンキングス」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手69-66沖縄
1Q 11-22
2Q 21-8
3Q 17-18
4Q 20-18
東西上位対決はホーム岩手に軍配
■第1Q 11-22
18連勝と波に乗る岩手は今日も試合開始からギア全開で試合に臨む。先制点を取り流れに乗った岩手は、中外とバランスのいい攻撃で沖縄を崩しにかかる。流れを持っていかれた沖縄だったが、落ち着いて切り替える。しっかりとしたディフェンスから素早い攻撃で岩手の守備の上をいく。流れが沖縄に傾きかけたところで岩手が崩れ始める。シュートの精度を欠き追いつけず、沖縄リードで第2Qへ。
■第2Q 32-30(21-8)
第2Qは岩手の勢いが止まらない。速攻から連続得点を奪うと、さらにギアを上げていく。沖縄の攻撃を約3分半にわたり無得点に抑え込むと、一気に点差を詰める。沖縄並里の3Pなど沖縄らしさを見せる場面もあったが、序盤の流れを取り戻せず、岩手が逆転して後半へ。
■第3Q 49–48(17-18)
前半とは打って変わって拮抗した展開となる。岩手アーノルドの華麗なシュートや、沖縄バーンズの3Pなどハイレベルなプレイもあったが、お互いに取られたら取り返すシーソーゲームで、流れを渡さない。最後まで譲らず、互角のまま最終Qへ。
■第4Q 69-66(20-18)
逆転を狙う沖縄が勝負を仕掛ける。マクヘンリーとバーンズの外国籍コンビが揃って3Pを決め、逆転に成功する。しかし岩手もホームの大歓声を受け、スピーディーな攻撃を展開する。守りきりたい沖縄だったが少しずつファウルがかさむ。終盤まで互角に進むがファウルトラブルに陥った沖縄に岩手がフリースローをきっちり決め、連勝記録を伸ばした。
■全体
18連勝中の岩手と10連勝中の沖縄の東西上位対決は序盤から激しい試合展開を見せる。攻撃はもちろん守備にも定評のある両者、簡単には決めさせない。ここ10試合常に80点越えの岩手でもそう簡単には崩せない。その守備を上回るレベルの高い攻防が繰り広げられたが、ホームの大歓声を受けた岩手が紙一重の勝負で勝利をつかみ取った。
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手ビッグブルズ HC: 桶谷 大
まずはじめに雪で寒い中なのに今日はたくさんの方が岩手県内、沖縄からも会場に足を運んでいただいて、試合前から感慨深かったし、モチベーションをあげてもらった。意地と意地とのぶつかり合いだった。明日はもっとタフなシチュエーションになると思う。今日のように粘り強く戦えるかが重要。いつも沖縄とは1試合目勝てても2試合目で完敗しているので、気を引き締めて戦いたい。
■琉球ゴールデンキングス HC: 伊佐 勉
クロスゲームになることは分かっていた。勝ち切れたらチームとしていい方向にいけると思ったが、今日負けたことはいい経験になった。
勝ち切れるチームになっていきたいと思う。
■観客数:1,622人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<Today's Game BULLS>>