12月14日(日)に岩手県営体育館で開催された「よぼういがく協会Game ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-2015シーズン公式戦 ”レディースデー” 岩手ビッグブルズvs琉球ゴールデンキングス」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手74-81沖縄
1Q 20-19
2Q 17-25
3Q 18-20
4Q 19-17
沖縄が前日のゲームの借りを返す。岩手の連勝は19で途絶える
■第1Q 20-19
序盤沖縄が流れを掴みかけるが、すぐに岩手がブラックレッジとランダルのコンビで得点を重ねて流れを奪い返す。両チーム多少強引にでもインサイドを攻め、前日の厳しいディフェンスを攻略しようとする策が見受けられる。終盤は並里を中心にボールを回し、マクヘンリーとバーンズが決める展開がはまり、沖縄が1点差まで追い上げる。
■第2Q 37-44(17-25)
シュートをする意識がより強くなった第2Q。しかし、岩手は中盤以降インサイドを崩しきれず、アウトサイドからシュートを打たされ外す回数が増えてくる。一方、さらにインサイドを徹底して攻める沖縄はバスケットカウントで得点を稼ぎ、徐々に点差を引き離す。終盤、一気に沖縄ペースとなるも残り0秒でアーノルドが意地の2Pを決めて前半を終える。
■第3Q 55-64(18-20)
後半に入ると前半とは変わりシーソーゲームとなる。外せない緊張感と点差が詰まらない苛立ちがコートに漂う展開。3Pも狙う岩手はアーノルドや寒竹が決めて中盤追いつくも、終盤はバーンズが3Pを2本決めるなど、沖縄は逆転を許さない。両チームファウル数にも注意を払いながら、選手起用にも難しさが見られる。
■第4Q 74-81(19-17)
第3Qでの展開が同じように続く。岩手は3ファウルの選手もコートに送り出し逆転を狙うが点差は縮まらない。沖縄は並里がオフェンスをコントロール。時間を使いボールを回しつつも、岸本やバーンズが点数を重ね、岩手の反撃の糸口さえ見つけさせない。確実に2Pをとり続けた沖縄が主導権を渡さず逃げ切った。
■全体
両チーム昨日のゲームよりオフェンスに強引さと荒々しさが見えた。流れも行ったり来たりし、試合展開としては非常におもしろく、緊張が切れない好ゲームだった。終始沖縄のシュート成功率は高く、追いつかれるが逆転はさせないところに今日のゲームへの意気込みが見えた。岩手も最後まで諦めず戦い、今シーズン最多の2,188人の観客を満足させられるゲームだった。
■観客数:2188人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手・桶谷大HCコメント
出だしでファウルトラブルになった時の自分の采配が悪かったと反省している。第2Qで点差が離れたときに、試合に出ているメンバーがどこでやられているのかもっと危険察知能力をつけなければいけない。今日は沖縄にミステイクをさせられる場面が多かった。ただハードワークはできていたので、プラスしてスマートなプレイができるように等、課題がみつかった。
■沖縄・伊佐勉HCコメント
同一カードで連敗しないチームにしたいと思っているので、昨日負けて今日はしっかり勝てて良かった。岩手はさすが東の首位だし連勝記録を作っているチームだけあって強かった。私たちもいろんな面で勉強になったいい週末だった。
<<Today's Game BULLS>>