12月21日(日)に富山県総合体育センターで開催された「TKbjリーグ 2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs富山グラウジース」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手66-74富山
1Q 12-14
2Q 16-20
3Q 19-18
4Q 19-22
東1位の岩手を相手に富山がホームで連勝
■第1Q 14-12
岩手がスクリーンを上手く使ってフリーの選手を作り、連続3Pなど好スタートを切る。富山は岩手の高さを生かしたディフェンスを崩せず、点を取れない。富山はディフェンスが徐々に積極的になり、その良い流れから逆転に成功し、第2Qへ。
■第2Q 34-28(20-16)
岩手は第1Q同様、スクリーンから外のシュートを打つが、あまり決まらない。また、インサイドでも富山の高さを崩せず、オフェンスの良いリズムを作れない。富山はカーターが積極的なオフェンスを見せ、チームに勢いをもたらす。終了間際、富山水戸のパスからホーンがアリウープを決め、リードを広げ前半が終了する。
■第3Q 52-47(18-19)
両チーム共、ディフェンスリバウンドが取れない。また、ターンオーバーも多くなりペースが掴めない。徐々に岩手がランダル、月野の外のシュートを中心に点差を詰め、追い上げムードを作っていく。しかし、富山はウィラードがゴール下で強さを見せ逆転はさせない。
■第4Q 74-66(22-19)
富山が藤江の連続3Pで一気にリードを広げる。岩手はたまらずタイムアウト。その後岩手は逆転するためにディフェンスをよりタイトにし、スティールや相手のターンオーバーから、点差を詰めていく。しかし、岩手は終盤にリバウンドを取れず、リードを広げられ、富山が勝利する。
■全体
岩手としては各Qで20点以上を取れず、富山のディフェンスを最後まで崩せなかった。追い上げる状況でリバウンドが取れなかったり、ターンオーバーが多かったのが痛かった。富山は終始リードしてゲームを進められた。復帰2戦目の城宝はターンオーバーが多かったのは気になる所だが、20得点とチームを牽引した。富山が首位岩手に2連勝を飾る結果となった。
<<ヘッドコーチコメント>>
■富山グラウジーズ HC: ボブ・ナッシュ
岩手のような良いチームに勝つには練習の時から、気持ちを入れてやらなければならない。その結果がこの2試合に出た。
2Pの確立が良くないが、リバウンドを58取ったことは、自分達のチームワークの表れだと思っている。
■岩手ビッグブルズ HC: 桶谷 大
互いにとってかなりフィジカルなタフゲームだった。
その中でどちらもタフショットになった時に、リバウンドを富山の方がしっかり拾った。勝負所で、ボックスアウト、コンタクト、ルーズボールなど細かいことができなかったことが敗因。
■観客数:1,623人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント