12月28日(日)に一関市総合体育館(ユードーム)で開催された「田村の梅 株式会社 松栄堂Presents bjリーグ2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs京都ハンナリーズ」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手76-72京都
1Q 23-19
2Q 22-12
3Q 11-21
4Q 20-20
岩手が年内ラストのホームゲームで勝利を飾る
■第1Q 23-19
岩手が序盤から積極的に攻撃を仕掛ける。小野寺が連続3Pを決めれば、月野が2P、アシストに奮闘。京都は速いパス回しを主体にパルマーとコッツァーが点を重ねる。両チーム打ち合いの様相を制したのは3Pの差で、第1Qだけで5本の3Pを決めた岩手が一歩リードする展開となる。
■第2Q 45-31(22-12)
第2Qは両チームディフェンスに熱が入る。それを先に突破したのは岩手。クウソーがバスケットカウントを取ったプレイを皮切りに、アーノルドとブラックレッジが京都のインサイドを崩していく。慌てた京都はオフェンスのミスも出始め、ターンオーバーが増えていく。ウォーレンの気持ちの入ったプレイがチームを鼓舞するも、14点差を岩手につけられる。
■第3Q 56-52(11-21)
京都が底力を見せる。序盤からミドルレンジからの2Pを全員が積極的に狙い、点差を一気に詰め、岩手をタイムアウトに追い込む。薦田と藤田、日下がアウトサイドをかき回し、パルマーとコッツァーがインサイドで強さを発揮する形がはまり4点差まで追い上げる。岩手は3Pの成功率も下がり、第2Qの貯金を使い果たす。
■第4Q 76-72(20-20)
岩手がオールコートディフェンスで京都にプレッシャーをかける。京都は約3分間得点がなく点差を離されるが、内海とパルマーの連続3Pで追い上げムードを再び取り戻す。岩手はクウソーのリバウンドでリズムを掴み、並ばせない。終盤はファウルゲームの様相もあったが、京都は連続で外すなど最後まで逆転はならなかった。逆に岩手はフリースローをしっかり決め、序盤のリードを保ち逃げ切った。
■全体
全体的に両チームともディフェンスが良く、攻めあぐめる場面が多かった。岩手は3Pに突破の糸口を見つけ、そのリードを守り切った今日のゲーム。京都は大事な場面でターンオーバーやフリースローのミスがあり、終始リズムに乗り切れなかった。岩手は底力を見せ、ホーム最終戦上位対決を2連勝で締めた。
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手ビッグブルズ HC: 桶谷 大
前半スクーティーが自分でも点数をとりながら、ディフェンスが集中したらパスをさばいていい起点になっていた。他の選手も特に第2Qでハッスルしてビッグクォーターになったと思っている。ただ第3Qでソフトになってしまって京都のペースになってしまった。その時に自分たちで切り替えていけるようになっていかないといけない。しかし今日は要所で日本人選手のいいプレー、ビッグプレーがあったので、少し間が空くが来年の試合にしっかり繋げていきたい。
■京都ハンナリーズ HC: 浜口 炎
昨日のゲームよりは改善できた点が多かった。これで前半26ゲームが終わったので、後半戦に向けてハードワークしていきたい。
■観客数:1,648人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<Today's BULLS>>