1月17日(土)に猪苗代町総合体育館で開催された「TKbjリーグ 2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs福島ファイヤーボンズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手84-76福島
1Q 23-18
2Q 21-12
3Q 21-19
4Q 19-27
岩手が前日の雪辱を果たす
■第1Q 18-23
岩手のタイトなディフェンスに福島は立ち上がりからターンオーバーが続く。岩手は外国籍選手の身長を生かした攻撃で勝負する。後半持ち直した福島は外角を中心に攻め、猪俣、村上が立て続けに3Pを決める。しかし岩手は福島の攻撃に飲み込まれることなく自分たちのペースを守り、1Qを終える。
■第2Q 12-21(30-44)
福島猪俣のシュートからゲームが始まり、主導権を握りたい福島。しかし岩手は第1Qからの粘り強いオールコートでのディフェンスを継続。体力の衰えを感じさせない厳しいディフェンスに、福島は思うようにボールを運ぶことができない。岩手はコートにいる全員がゴールに向かい、立て続けにシュートを打ち、14点の差を付け後半へ。
■第3Q 19-21(49-65)
開始直後、岩手ランダルのシュートが決まり、すかさずタイムアウトを取る福島。タイムアウト後から外・中・外のリズムのいい攻撃が続き、福島らしい攻撃の形が終始見られた。対する岩手は与那嶺、小野寺のパスが起点となり、個人で突破していく攻撃で福島のファウルを誘い、リードを守ったまま最終Qへ。
■第4Q 27-19(76-84)
第3Qからの攻撃の流れにのった福島はジョーンズ3世が爆発。外格、ゴール下でのシュートが決まり、3点差まで追い上げる。しかし岩手のシュートモーション時にファウルを連発。岩手は後半ほとんどの得点をフリースローから得る。これを着々と決め、岩手が逃げ切った。
■全体
プレイオフ進出に向け1ゲームも落としたくない福島と、イースタン・カンファレンス首位を目指し負けられない岩手の戦い。第1Qから第4Qまで貫き通す岩手のオールコートでのディフェンスには底知れぬ体力を感じた。福島は後半から自分たちのゲームができ、一時は3点差まで追いついたが、度重なるファウルからの勿体ない失点が多かった。後半は互角のゲームが続いたが、福島があと一歩及ばず、岩手が勝利した。
<<ヘッドコーチコメント>>
■福島ファイヤーボンズ HC: 藤田 弘輝
選手たちは二日間よく戦ってくれたと思います。ただ、前半の岩手のインテンシティとフィジカルでやられてしまい、後半はチームのエクスキューションレベルの差がでてしまったのかと思います。これをポジティブな経験にして、来週からまた試合に臨んでいければと思います。
■岩手ビッグブルズ HC: 桶谷 大
昨日と全然違うチームだったとおもいます。今日のスタート選手は、本当にハッスルしてくれたと思います。今日くらいアグレッシブに、タフに、ハードに、スマートさをもってやっていったが、この3つは常に持ち続けてプレイをしないといけないと、昨日、今日の試合が終わって思いました。後半戦にむけて、絶対優勝するんだという気持ちをもって優勝に臨みたいと思います。
■観客数:682人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<Today's Bulls>>