1月25日(日)に二戸市総合スポーツセンターで開催された「ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs群馬クレインサンダーズ」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手95-85群馬
1Q 29-26
2Q 22-21
3Q 12-15
4Q 32-23
岩手が接戦を制す
■第1Q 29-26
スタートから全開の両チーム。第1Qは点の取り合いとなる。岩手は小野寺の3Pが要所で決まり、群馬は友利、小寺を中心に岩手のディフェンスを崩しきり得点を重ねる。ヘルドボールによる一時的な中断をきっかけに、与那嶺と小野寺が連続得点で引き離すも、群馬も3Pを追いすがり、緊張の緩まない展開となる。
■第2Q 51-47(22-21)
群馬はディフェンスの修正をする。インサイドで簡単にプレイさせぬよう、時には2人であたるなど激しさを増す。オフェンスでは澤地とモリソンが個人技で岩手のインサイドをこじ開けて打開する。しかしまたもや小野寺の3Pをきっかけに流れを完全には引き寄せられず拮抗した展開はどちらにも傾かず、前半を終える。
■第3Q 63-62(12-15)
第2Qに修正した群馬のディフェンスは後半も効き続ける。岩手は約4分間得点できず、苦しい立ち上がりとなる。ブラックレッジが自らのリバウンドからようやく得点を奪い、踏みとどまる。群馬はノーザンジュニアやディクソンがしっかりとインサイドで体を張り、群馬のオフェンスのリズムを作る。両チーム決定的なシーンを欠き、最終Qへ。
■第4Q 95-85(32-23)
岩手自慢のオフェンスが一気に加速する。開始早々、寒竹、アーノルド、小野寺が3Pを沈め、一気に8点差とする。群馬はたまらずタイムアウトで流れを切るも、残り約6分のところで痛恨のテクニカルファウル3つを犯してしまう。その後も与那嶺が連続得点をあげるなど、岩手が猛攻を見せ、接戦を制した。
■全体
第3Qまでシーソーゲームの展開だった。岩手は3Pやフリースローの成功により前半を凌ぎきって、第4Qで勝負を決めた。反対に群馬はペースを握りかけるも最後の決め手に欠き、もったいないゲームとなってしまった。小野寺は27得点をあげたが、それ以上にペースを引き戻す3Pや試合を決定づける3Pなど重要な局面で存在感を示した。
■観客数:1138人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手:桶谷大HC
相手のバスケットに乗ってしまって自分たちでややこしくしてしまった。群馬はタレント揃いのチームなので走ってディフェンスしなきゃいけなかった。簡単にペイントエリアで得点をとられすぎていた。まだまだディフェンスの連動性を強化しないといけない。小野寺の成長がチームのプラスになっている。次のゲームまで1週はさむが、自分たちの目的・目標をもう一度心に置いてしっかりとむかえたい。
■群馬:チャーリー・パーカーHC
まずは自分たちの悪い所をしっかり見直さないといけない。オフェンスリバウンドをとられすぎだし、大事なところでターンオーバーをしてしまった。他の場面では選手はよく頑張っていたが、テクニカルを3つとられたことがターニングポイントになった。
<<Today's Bulls>>