2月14日(土)に新潟市東総合スポーツセンターで開催された「TKbjリーグ2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs新潟アルビレックスBB」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手69-71新潟
1Q 18-15
2Q 14-18
3Q 20-23
4Q 17-15
一進一退の攻防を制し、新潟が僅差で勝利
■第1Q 15-18
新潟の根東が素早い戻りで相手選手から逃げ切って確実に得点を決めるなど、序盤は新潟が優位にゲームを進めていく。対する岩手は、残り6分10秒から小野寺が連続で得点を決めると、そこから勢いに乗り、仲西やアーノルドが3Pを決めるなどし、新潟と互いに譲らぬ展開となる。
■第2Q 33-32(18-14)
新潟はサリバンや根東、岩手はランダルとアーノルドが中心となり、互いに点の取り合いとなる。残り50秒で新潟はサリバンの得点で岩手に並ぶと、残り3秒でサリバンがフリースローを決めて逆転に成功し、岩手の1点ビハインドで前半を終える。
■第3Q 56-52(23-20)
第3Qでは新潟のケネディが得点力の高さを見せつけ、開始2分30秒で一挙に10得点の活躍をするが、その後は続かず、得点の勢いが衰える。岩手は月野とブラックレッジが中心となって得点を重ね、序盤に突き放された点差を徐々に詰めるが一歩及ばず、岩手の4点ビハインドで最終Qへと臨む。
■第4Q 71-69(15-17)
新潟はサリバンが中心となって得点を重ねるも、第3Qの中盤から引き続いて勢いが足りない。岩手もそれまでの勢いを失い、両チームともに少しずつ得点を重ねて一進一退の攻防を見せる。残り50秒から岩手のアーノルドが立て続けに得点を決めて新潟と69点で並ぶが、残り8秒で新潟のケネディのリバウンドをサリバンが豪快に決め、新潟が2点差で勝利した。
■全体
前半の新潟は一度も3Pが決まらず、岩手はフリースローの決定力を欠いたことにより、得点にほとんど差が生まれなかった。後半になると新潟はケネディを先頭に3Pが決まり始めるも、岩手のフリースローの成功率は変わらず、試合の流れが新潟に向かいだしたかのように思われたが、新潟の勢いが衰えたことによって、最終的にも僅差で新潟が勝利を掴むこととなった。
<<ヘッドコーチコメント>>
■新潟アルビレックスBB HC: 平岡 富士貴
今日のような試合になるだろうと準備してきた。選手達が非常に良いエネルギーで最後までファイトしてくれたので勝利に繋がった。まだまだ終盤大事な場面でミスが出たり、プランが遂行出来なかったりと課題はあるが、明日連勝するチャンスを得たので、また頑張りたい。
■岩手ビッグブルズ HC: 桶谷 大
今日は詰めの甘さが最後の2点差での負けに繋がった。後半、新潟のケネディ選手にイージーシュートを許すなど、ディフェンス対ディフェンスという戦いの中で、我慢することが出来なかったところに自分たちの弱さを感じた。今日はメンタルの弱さで負けてしまった試合だった。
■観客数:2,312人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント