3月21日(土)に上田市自然運動公園総合体育館で開催された「TKbjリーグ 2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs信州ブレイブウォリアーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手85-56長野
1Q 22-18
2Q 20-12
3Q 19-16
4Q 24-10
岩手が堅守で長野に流れを掴ませず
■第1Q 18-22
序盤からお互い素早く攻め入る。飛び道具も決まるなど得点の取り合いの様相。長野は仲西とワシントン、岩手は月野とブラックレッジ中心に攻めていく。インサイドでは長野が競り勝つ場面が多くみられるが、堅守の岩手を前にミスが多い長野。岩手は長野のミスを見逃さず、月野や与那嶺の3Pを引き出し4点リードする。
■第2Q 30-42(12-20)
第2Qも積極的なディフェンスを展開する岩手を前にミスからブラックレッジにダンクを決められてしまう。岩手はここがチャンスとみたのかアーノルドの連続3Pで開始2分で一気に12点のリードを得る。長野はたまらずタイムアウトを取って選手を入れ替えるとその後は落ち着きを取り戻す。中盤からは我慢の時間帯になるも、リバウンドでブラックレッジに競り負け8点差。
■第3Q 46-61(16-19)
長野はワシントンとサンダースの2人が攻撃をけん引していく。巧みに岩手の堅守を振り切り得点を生み出すが、岩手の外角が好調。月野に連続で3Pを沈められてしまう。その後もスピーディーに展開していきお互いミスが多くみられるも、シュート成功率で上回る岩手が15点リード。
■第4Q 56-85(10-24)
早く追いつきたい長野だがミスから速攻を決められてしまうなど苦しい立ち上がり。齋藤を投入して流れを変えようとするも岩手ディフェンスに苦しめられる。なかなかチャンスを作れず、反対に岩手に速攻を許してしまう。開始3分で26点差。終盤に鹿野が3Pを決めて意地を見せるも、岩手ペースのまま試合終了。
■全体
立ち上がりからディフェンスから主導権を握った岩手は長野のミスを誘発させ次々に速攻につなげていった。さらに月野の外角が好調で前半で点差を広げるとその後もペースを握ったまま勝利した。長野はターンオーバーが19本と多くみられ、岩手の堅守を前に思うように攻撃の形を作れなかった。
■観客数:1321人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手 桶谷ヘッドコーチ
得点力のあるチームを50点代で抑えられてよかった。長野は点を取ると相乗効果でどんどん良くなっていくチームなので、そういうチーム相手に今日はうまく戦えた。ただ、ボールを持って丁寧に扱っていいシュートで終わる事のできない場面もあったので、反省して、またいい状態で臨みたい。主にメンタル面、また明日も全員が気持ちを整えて臨みたいと思う。
■信州 河合ヘッドコーチ
前半はターンオーバーが多く、10点差以内と想定していた中で2点多かったが、ほぼ想定通りに戦えた。第3Qも入りはよかったが、その後上位チームとの差が出た。第4Qの10分間で集中力が切れて別のチームのようになってしまった。明日もう一度チャンスがあるので、チームとしてもう一度足元を見つめて挑みたい。