3月8日(日)に日野市市民の森ふれあいホールにて開催された「TKbjリーグ2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs東京サンレーヴス」の試合結果をお知らせします。
■試合結果
岩手94-87東京
1Q 22-24
2Q 23-16
3Q 26-25
4Q 23-22
第2Qのリードを守りきり岩手が勝利
■第1Q 24-22
序盤東京がリズムを掴んだ。インサイドはフォスター、アウトサイドは井手と栗原が中心となりオフェンスを牽引。岩手は残り3分過ぎに3人の選手交代で流れを少し変えた。一時は8点あった点差を終盤の連続得点で2点差まで詰め寄る。特にラスト1秒、与那嶺のアシストからの月野の2Pは一層岩手のムードを高める。
■第2Q 40-45(16-23)
岩手が攻守の切り替えの速さで東京を圧倒。開始直後のアーノルドの3点プレイで逆転すると、ブラックレッジを中心にインサイドを崩し得点を重ねる。ラスト1分、東京は栗原と井手のスティールからノールスが連続2Pをあげ5点差とする。しかし、ブロックとリバウンドにより強固なディフェンスを終始貫いた岩手が、第2Qで奪った点差が後に東京にのしかかることに。
■第3Q 65-71(25-26)
一進一退の攻防となる。だが東京は逆転ができない。まずは東京が大森の連続得点で1点差とするもランダルの2Pで突き放され、次は大森と井手の連続3Pでまたも1点差とするも小野寺とランダルがフリースローを落ち着いて決め、なかなか追いつけない。岩手は決していい流れではなかったが小野寺がしっかりとボールを回し、オフェンスのリズムを保ち続ける。
■第4Q 87-94(22-23)
終始3Pを積極的に打ち続けた東京はついに栗原と井手の連続3Pで追いつき、ブラウンのゴールで逆転する。しかし慌てない岩手はブラックレッジとアーノルドの得点ですぐさまリードを奪い返す。岩手は集中したゾーンディフェンスを貫徹し、終盤は2Pをほとんど東京に与えず点差をしっかりと守りきった。
■全体
終わってみれば第2Qの点差が終盤まで響いた。それ以外のQは接戦で、インサイドの岩手、アウトサイドの東京という展開で進んだ。第1Q以降なかなかリードを奪えない東京に対し、インサイドを固めたディフェンスを中心にブレない試合運びを見せた岩手が、点差以上に磐石な状況でしっかりと逃げ切った。
■観客数:925人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<HCコメント>>
■東京・青木HC
昨日の試合の反省点を選手がしっかりと修正してくれたので良かった。チームとしてビックマンのラインアップを作りあげているので、完成度の高いものができたらと思う。
■岩手・桶谷HC
これだけシュートを入れられて、ゲームプラン的には井手選手以外のところでシュートをうたせて、リバウンドをひろうというところだが、大森選手と栗原選手にやられてしまった。ノールス選手とフォスター選手のインサイドをワンオンワンで守りきれなかった部分をゾーンやダブルチームで対応したが、昨日と違いしっかりパスを回された。それでも岩手の選手たちは最後までやり通して勝ってくれたので、精神的にもタフになったかと思う。 もう少し落ち着ける場面があっても良いと思うのでタイムアウトの前に自分達のやるべき事を確認し、おもいきりやってほしい。