3月15日(日)に北上総合体育館で開催された「スパット北上Presents ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-2015シーズン公式戦 ~東日本大震災復興祈念試合~ 岩手ビッグブルズvs富山グラウジーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手79-81富山
1Q 19-17
2Q 21-17
3Q 20-27
4Q 19-20
富山が劇的な逆転勝利を収める
■第1Q 19-17
両チームシュート成功率があがらず、リズムに乗れない時間が続く。中盤からは富山はサイドを広く使いフリーの機会を徐々に作り出せば、対する岩手はブラックレッジを中心にインサイドを果敢に攻める。ラスト10秒からも岩手のランダル、富山の城宝がそれぞれ2Pを決めるなど、互いに譲らない一進一退の展開で第1Qを終える。
■第2Q 40-34(21-17)
岩手のファウルが多くなる。そのチャンスを逃さず富山は高い確率でフリースリーを決め、点差を詰めプレッシャーを与える。だがブラックレッジの再三のリバウンドから着実に2Pを重ねる岩手も流れを渡さず踏ん張る。終盤月野の3Pが決まり岩手が6点のリードとするが、第1Q同様どちらにとも流れはなく、後半勝負の様相。
■第3Q 60-61(20-27)
中盤に試合が大きく動き始める。水戸のアシストから藤江の3Pで富山が逆転すれば、すぐさま月野が3Pを返し富山も一気には引き離せない。ここからラスト1分は両チームこれまで以上にハードなディフェンスを見せる。寒竹が3Pで逆転するも、富山も城宝のスティールから2Pを返し、またまた逆転。富山はついにリードし第4Qを迎える。
■第4Q 79-81(19-20)
ハードなディフェンスを継続できたのは富山だった。オフィシャルタイムアウト直前に岩手はブラックレッジの2Pで再びリードを奪い返す。ウィラードやディクソンもしっかりとフリースローを決め、富山も粘りを見せ続ける。すると岩手1点リードの残り25秒、水戸がスティールに成功し、ホーンの2Pで土壇場の再逆転。そのまま逃げ切った富山が劇的な逆転勝利を収めた。
■全体
第3Qまではお互いに譲らない一進一退の展開。第4Qに入るとゲームを優位に進めていたのは岩手だが、最後の最後で勝利を掴んだのは富山だった。富山はゲームが進むにつれ、ディフェンスのハードさが増していく印象があり、それが最後に実を結んだ。岩手は要所でファウルが多く波に乗れず、フリースローを決められ引き離しきれなかった。
■観客数:2378人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手 桶谷大HCコメント
4連敗です。後半点数を取られすぎたし、フリースローをあたえすぎていた。DFをもうちょっとタフにするべきだった。劇的な負け方をしてこれで成長しなかったらもったいないので、糧にして成長したい。
■富山 ボブ・ナッシュHCコメント
久しぶりに日曜日勝って気持ちがいい。今日はとくにDFで気持ちが入ったバスケができていた。どっちに転ぶか分からない展開で最後のスティールと2ショットで勝つことが出来た。翌週に目を向けてまた1つ1つ戦っていく。
<<Today's BULLS>>