3月22日(日)に上田市自然運動公園総合体育館にて開催された「TKbjリーグ 2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs信州ブレイブウォリアーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手77-75長野
1Q 21-15
2Q 19-19
3Q 16-23
4Q 21-18
シーソーゲーム、岩手が粘り切る
■第1Q 15-21
序盤は徹底してインサイドを絞るディフェンスを見せた長野が流れを掴む。長野はオフェンスでも素早い仕掛けが功を奏し岩手は後手に回る場面が多くファウルが増える。中盤から終盤は慌てずインサイドを崩していくオフェンスで徐々に岩手が盛り返していく。鹿野が3Pを決めれば、月野も3Pを入れ替えす第1Qの主導権争いは岩手が6点のリードを奪う。
■第2Q 34-40(19-19)
第1Q同様岩手はインサイドを積極的に攻め続ける。止めきれない長野にはファウルが増え、一時は11点差とされる。中盤からアブカーが入り内外からワイドに攻められるようになった長野はリズムを取り返し、残り1分ほどで3点差まで詰め寄る。しかし小野寺の3Pが最後に決まり第1Qから点差は縮まらなかったが、終盤の流れは確実に長野が握っていた。
■第3Q 57-56(23-16)
第2Qの流れそのまま、サンダース、ワシントンを中心に長野が一気に攻め立てる。岩手も小野寺が3Pを決めるなど必死に追いつかせない。しかし残り約3分、ついに鹿野のフリースローで長野が逆転する。それでも岩手はアーノルドの3Pで再逆転、簡単には引き下がらない。最後はアブカーが落ち着いてフリースローを2本決め、長野の1点リードで最終Qへ。
■第4Q 75-77(18-21)
岩手がアーノルドの連続3Pなどで一気に逆転、9点差をもぎ取る。しかし長野もアブカーのダンクから盛り返し、必死の粘りでまたもや追いつく。ここからはアーノルドがシュート、リバウンドに大奮闘、リードを保ち最終局面へ。ラスト17秒アブカーが2本フリースローを決めリードするも、残り2秒、ランダルがリバウンドから2Pを決め再逆転。岩手が辛うじて粘りきった。
■全体
第1Qから流れが行ったり来たりする目まぐるしいゲームだった。逆転に次ぐ逆転の展開で両チームの粘りが随所に見られた。両チーム外国籍選手が点数をあげ奮闘する中、勝負を分けたのは与那嶺のアシスト。良いときも悪いときもゲームをコントロールし、攻撃のテンポを落とさないよう動き、チームをけん引した。
■観客数:1393人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手 桶谷ヘッドコーチ
今日は長野チームのプレッシャーが強く、ミスやターンオーバーが増え、特に第3Qを6ターンオーバーとビッグQにしてしまった。長野がディフェンスをがんばっていたので圧倒されてしまっていた。ただ、最後、ランダル選手に助けてもらい勝利することができた。
■信州 河合ヘッドコーチ
昨日のゲームから奮起した選手を褒めたい。あんなチャンスがありながら、勝たせられなかったのは自分の責任、いいゲームで終わっても、勝たなくてはいけないので、自分の責任を感じている。