4月12日(日)に花巻市総合体育館アネックスで開催された「河合塾マナビスPresents TKbjリーグ 2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs埼玉ブロンコス」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手108-47埼玉
1Q 27-7
2Q 34-11
3Q 21-17
4Q 26-12
圧倒的な点差で岩手が快勝
■第1Q 27-7
序盤から岩手が完全にペースを掴む。オフェンスでは積極的に3Pを打ち、点差を徐々に広げる。埼玉は岩手の速い攻めに対応できずファウルが多くなる苦しい展開。そのリズムの悪さが示すよう立ち上がりから約3分間得点できない。その隙に岩手は内から外からテンポよく得点を重ねていき、フリースローも足がかりにして早くも20点のリードを奪う。
■第2Q 61-18(34-11)
第2Qも岩手のペースは落ちない。速いパス回しからフリーのアーノルドや仲西が3Pを決め、さらに点差を広げる。埼玉はシュートの確率が上がらず、突破口を見つけられない。中盤にようやくジョンソンのアシストから伊戸が3Pを決めてオフェンスの形を示すがそれが続かない。終始、クウソーやランダル、ブラックレッジが攻守にプレゼンスを発揮し、リードをさらに広げる。
■第3Q 82-35(21-17)
埼玉が盛り返す。永田と佐々木がシュート、アシストに奮闘。岩手は序盤から続いていたチェックの速いマンツーマンDFに少しずつズレが生じ、フリーでシュートされる場面が散見されるようになる。それでも終盤はフレッシュな千葉、与那嶺、仲西を投入し、再び活気を戻す。ラストにはアーノルドが3P、フリースローを決め、しっかりと第3Q締め切った。
■第4Q 108-47(26-12)
最後まで岩手の磐石さは揺るがなかった。序盤同様3Pを積極的に放ち、主導権を握る。外す場面も徐々に増えるも、クウソー、アーノルドがリバウンドで奮闘し、攻撃の連続性を保つ。埼玉も高田や佐々木が個人技で2Pを重ねていくが、点差は詰まらない。岩手はついに小野寺の3Pで100点を突破。序盤のリードを活かし、余裕を持って逃げ切った。
■全体
終始岩手のペースであったが、それを決定付けたのはやはり第1Qだった。選手一人ひとりに自由にプレイをさせない、気迫伝わるマンツーマンDFでパスミスやシュートミスを誘った。埼玉は最後まで自分たちのペースを取り戻せず、ダブルスコアでの敗戦。逆に岩手は6人が10点以上あげるなど、得点も充実。良いディフェンスがもたらした圧勝劇だった。
■観客数:1342人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■埼玉・下地一明HC
今日も完敗です。ただ嬉しかったのは岩手がハードにDFにきてくれたこと。それに躊躇してチャレンジ精神を持ってアタックできなかったことが残念だった。
■岩手・桶谷大HC
全体的にDFを頑張ってくれた。ただ第3Qは反省すべき点がある。今日は千葉がチャージングを2つもとって、1つでも難しいのに、チームに勢いを与えてくれた。褒めてあげたい。次節はまず1試合目が大事。しっかり準備していきたい。
<<Today's BULLS>>