4月19日(日)に秋田県立体育館で開催された「TKbjリーグ2014-2015シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs秋田ノーザンハピネッツ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手73-55秋田
1Q 20-11
2Q 21-11
3Q 18-20
4Q 14-13
岩手が開始から主導権を握って首位に
■第1Q 11-20
秋田は昨日に引き続き、ゴール下を厚く守っていく。連続ブロックなどで勢いづくかと思われたが、岩手がスティールからランダルが外角を決めるなど岩手も負けていない。さらにブラックレッジが果敢にゴールにアタックして流れを作ると、秋田のミスを誘って中盤には6-12とリード。秋田はロビーやボイキンらが繋ぐも、フリースローを決めきれない。また岩手がリバウンドで上回り、速攻も出るなど9点差で第1Q終了。
■第2Q 22-41(11-21)
秋田はロビーが攻め立てるも、昨日と異なり外角が決まらない。反対に岩手はボールをシェアしてランダルが高確率で外角を決めて点差を二桁に。たまらず秋田がタイムアウトをとって流れを切るも、岩手のスピーディーなオフェンスと堅い守備を前にミスが出る。岩手が主導権を握ったまま後半へ。
■第3Q 42-59(20-18)
秋田・水町のアシストから加点して流れを引き寄せようとする。岩手はブラックレッジとランダルの2人にボールを集めれば、与那嶺が外から決めるなど攻撃の手を緩めない。秋田も負けじと田口が決め返す。岩手のディフェンスを前に外から展開して食らいつく。しかし、残り1秒に寒竹が3Pを決めて岩手が17点リード。
■第4Q 55-73(13-14)
開始からロビーにクウソーのブロックとお互いの意地をみせる。岩手の圧力を前にファウルが嵩んでいく秋田に対して、岩手もイージーミスが出るなど、一転ペースが落ちる。外から田口中心に攻める秋田に対して、岩手はブラックレッジがゴール下で粘りをみせる。一進一退の攻防の中、岩手がリードを守り気勝利した。
■全体
秋田はスティーブンス、岩手がアーノルドを欠いたこの試合、昨日とは異なり岩手がオフェンスで秋田を上回ると、ディフェンスでも集中力を見せて主導権を握った。インサイドでブラックレッジが躍動して岩手に勢いをもたらした。これで直接対決では2勝2敗とイーブンとし、岩手が首位を奪取した。
■観客数:3580人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手・桶谷大HC
全体的にディフェンスが機能した試合。自分たちのやるべきことが出来、秋田のやりたいことを抑えることが出来た。アグレッシブにプレイし、チャレンジしたことがいい結果につながった。
■秋田・長谷川誠HC
厳しい試合展開の中、岩手の方が気持ちの面で勝っていた。昨日のような秋田のバスケットがコンスタントに出来ないとこの先は苦しくなってくる。プレイオフ、有明に向けて、気持ちの面でもしっかりと準備していきたい。
<<Today's BULLS>>