5月23日(土)に有明コロシアムで開催された「ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2014-2015シーズン ファイナルズ イースタンカンファレンス ファイナル 岩手ビッグブルズvs秋田ノーザンハピネッツ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手68-84秋田
1Q 17-15
2Q 19-21
3Q 11-23
4Q 21-25
秋田が2年連続の東地区優勝を飾る
■第1Q 15-17
秋田は水町のジャンパー、スティールからロビーが速攻を決めて勢いをつける。一方、岩手はハーフコートでボールを回し、ミドルショットやドライブで攻撃を組み立てる。秋田にリバウンドから走られて一時15-10とされるが、岩手は途中出場の寒竹が3Pを決めるなど勝ち越しに成功。
■第2Q 36-36(21-19)
3分以上、秋田は岩手の攻撃をゼロに抑えるとボイキンを中心に得点をのばして25-15と二桁リード。岩手は与那嶺がゴール下で合わせて、このQの初得点をあげる。ターンオーバーやブロックショットをくらうも、終盤には小野寺の3Pやランダルのアタックが決まって、同点に追いつく。
■第3Q 59-47(23-11)
序盤から秋田の攻撃がかみ合い始める。水町がゴール下で合わせて連続得点を挙げると、インサイドアウトから田口と大塚の3Pが決まって、48-41と再びリードを奪う。岩手は残り5分42秒でたまらずタイムアウトを取るが、その後もシュートが決まらず、ミスマッチから失点。終盤にはダブルチームからボールを奪って得点につなげるも、フリースローのミスもあり、12点差となる。
■第4Q 84-68(25-21)
追いかけたい岩手であったが、攻撃のバランスが崩れて無理なショットが目立ち、オフェンスリバウンドを取ることができない。一方、秋田はハーフコートでしっかりとつなぎ、田口の3Pや外国籍選手がオフェンスリバウンドを押し込むなど、攻撃の手を緩めない。スタンドの大歓声に後押しを受けて、秋田が東地区優勝を勝ち取った。
■全体
秋田が第3Qに岩手を引き離して、2年連続で東西地区優勝決定戦に駒を進めた。前半見られた速攻ではなく、ハーフコートオフェンスが機能。ゴール下での合わせや、インサイドアウトで外角からシュートが決まり、前半の我慢が報われた。岩手・桶谷HCが警戒した田口と大塚の2人の日本人が2桁得点を挙げる活躍を見せている。一方、岩手は試合を通してシュート成功率が3割以下と、秋田のディフェンスに苦しんだ。初の有明で白星を挙げることができなかったが、秋田との熱戦は多くのブースターの記憶に残ったに違いない。
■観客数:8017人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
<<ヘッドコーチコメント>>
■岩手・桶谷大HC
有明に来て、このチームを勝たせてやれなかったことが悔しい。勝負を分けたのは、やられたらいけない田口選手と大塚選手のところだった。選手たちにもっとハードに、ここをやられたら負けるということを伝えるべきだった。
■秋田・長谷川誠HC
前半、厳しい状態でオフェンスリバウンドから得点ということが多かったが、それを後半修正できて、やりたかったオフェンスをすることができた。選手には再三、我慢してディフェンスを頑張ろうということ伝えた。今シーズンのプレイオフで言ってきた、前半がダメでも、後半の良いディフェンスから良いオフェンスにつながったことで、この結果につながった。
<<Today's BULLS>>