10月3日(土)に富山県総合体育センターで開催された岩手ビッグブルズvs富山グラウジーズの試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手63-66富山
1Q 12-18
2Q 21-14
3Q 14-13
4Q 16-21
最後までわからない接戦の中、ホームの富山が競り勝つ
■第1Q 18-12
富山は積極的にプレッシャーをかける中、攻撃ではウィラードが内外から決めて開始約2分で7-0。岩手はすかさずタイムアウトで流れを切る。ハリスが何とか加点するも、その後も陣形が整う前に素早く展開していく富山が二桁リード。岩手は仕掛けるもミスが多くシュートまでいけない。コートを広く使いようやくドライブから崩すと、寒竹の外角などで岩手が追い上げていく。6点差で第1Q終了。
■第2Q 32-33(14-21)
岩手のゾーンDFに対して攻撃のきっかけをつかめない富山。城宝の個人技でつなぐも、岩手・クウソーがオフェンスリバウンドを奪いチャンスにつなげていく。中盤には千葉の3Pで3点差に。中盤以降はお互い崩しきれずに流れをつかめない中、外の成功率で上回る岩手が逆転して後半へ。
■第3Q 45-47(13-14)
不用意なパスが多い富山。打つも決まらず厳しい時間帯。岩手は古巣相手に藤江が積極的に仕掛けていくも連携ミスが多い。クウソーが体を張ったプレイでフリースローを獲得。リバウンドで岩手が踏ん張りじわじわと流れを引き寄せる。富山も城宝が仕掛けると、終盤には水戸の外角がようやく決まる。ロースコアで最終Qへ。
■第4Q 56-63(21-16)
岩手が富山のミスを誘って速攻を決める。富山はタイムアウトで流れを切ると、反対に呉屋、水戸がスティールを奪うなど指揮官の戦略が当たる。お互いミスが多く乗り切れないまま時間が過ぎていく。岩手リードのまま終盤となるが、残り3分26秒に城宝が3Pを決める。その後、リバウンドから加点して逆転した富山はゴール下のディフェンスで踏ん張り、辛くも逃げ切った。
■観客数:1705人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■ナッシュヘッドコーチ(富山)コメント
出だしに関しては良かったと思います。ボールも回り、シュートもよく入りましたが岩手がハードにアグレッシブにプレーしてきたので、前半は1点ビハインドで折り返しました。 最後までもつれる試合でしたが勝利できたのは嬉しく思います。第2Qから岩手はガード中心にプレーしてきて早い展開に持ち込まれました。 このような展開で勝利できたのは嬉しく思いますし、 富山はもっと良いプレーができるチームなので、 明日のために調整していきたいです。
■勝久ヘッドコーチ(岩手)コメント
お互いにハードに闘って、両チームに良い時間がありました。出だしは富山が良い時間を作り、岩手が守りに入るという形で、ゲームが始まりました。その流れの中でリバウンド争いに負け、試合を落とすという結果になりました。試合には負けたものの選手全員がファイトしてプレーしてくれたのは嬉しく思います。敗因としては全体的にプレーのスマートさが 欠けていたと思うので、明日の試合に向けて修正していきたいと思います。