10月25日(日)に安曇野市穂高総合体育館で開催された「TKbjリーグ2015-2016シーズン公式戦 岩手ビッグブルズsv信州ブレイブウォリアーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手80-74長野
1Q 21-14
2Q 18-16
3Q 25-23
4Q 16-21
岩手、長野に1勝1敗と食いつく!
■第1Q 14-21
長野は岩手のゾーンDFを思うように崩すことが出来ず得点に苦しむ。それに対し岩手はディフェンスから流れを掴み、ジョンソン、大森を中心に3Pを連続する。残り5分を切ると、岩手のディフェンスを徐々に攻略し始めた長野は2Pを重ね食いつくが、岩手・クウソーのオフェンスリバウンドが光り、岩手の勢いは止まらず第1Q終了。
■第2Q 30-39(16-18)
勢いが止まらない岩手は開始早々、千葉のバスケットカウント、クウソーの3Pで流れを長野に渡さない。長野は3Pを多く放つも決めきれず、リバウンドからの速攻で岩手に得点を許し、19点差がつく。しかし長野は中盤、鹿野の3Pがチームに流れを呼び込み、連続得点で点差を縮める。終盤、岩手の3Pが決まらなくなり、点差は9点まで縮まる。
■第3Q 53-64(23-25)
長野は鈴木の3Pで良いスタートを切る。岩手の寒竹も3Pで対抗するも、再び長野・鹿野の3Pでお互い流れを譲らない展開。その後も両チームの点の入れ合いが続く。長野はクロケットを中心に得点し、残り4分半を切ったところで、クロケットのダンクが決まると、流れは長野へ。岩手はクウソー、石川のバスケットカウントで長野の流れを食い止めるも、苦しい展開になる。
■第4Q 74-80(21-16)
長野は外角からの高確率なシュート、堅いディフェンスからの速攻で得点を重ねる。さらに、残り6分半を切ったところで鹿野の3Pで66-64と逆転。岩手はクウソーのオフェンスリバウンドで得点を稼ぐが、残り3分、70-72、クウソーが5ファウルで退場。ここから長野はオフェンスリバウンドを制し、多くのフリースローを有するも、多くは決めきれず、再び逆転することが出来なかった。
■全体
前半は岩手の勢いが止まらなく、長野は苦しい展開となった。岩手は外角からのシュートが高確率で決まり、ディフェンスからの速攻が決まっていたのに対し、長野は後半からシュート確率を上げ、ディフェンスもタイトになった。後半からの長野の追い上げは素晴らしかったものの、前半の蓄積、いざという時のシュートを確実に決めた岩手が勝利した。
■観客数 :1391人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■文責:髙橋奈央
■岩手・勝久ヘッドコーチ
選手一人一人が強い気持ちを持ってよく頑張った。オフェンスリバウンドは昨日と同じく取られたので、改善が必要だが、よかったのは、オフェンスでもディフェンスでも常にアグレッシブにがんばったこと。遠く岩手から来てくれたブースターの皆さんに感謝している。
■信州・ 棟方ヘッドコーチ
全て前半の入りで決まってしまった。もちろんチームとして、クザン選手がいない不安はあったが、そこを言い訳にはしない。プレシーズンゲームでは、外国籍選手2人で新潟チームに勝った実績があるので、自信を持ってやろうと思ったが、最終的にはターンオーバーが響き、相手を勢いづけてしまった。ただ、絶対に諦めず、最後まで戦った点については、選手を褒めたいと思う。