2015年12月19日(土)に花巻市総合体育館アネックスで開催された「トヨタカローラ南岩手Presents50周年メモリアルゲーム TKbjリーグ2015-2016シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs島根スサノオマジック」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手72-88島根
1Q 17-25
2Q 15-23
3Q 26-15
4Q 14-25
兄弟対決は島根が先勝
■第1Q 17-25
序盤はマーシャルの高さをうまく生かした攻撃をしていく島根が先行する。リバウンドでも力を発揮して開始3分で3-11。一方の岩手はハリスにボールを集めていくと、外から石川が2本立て続けに沈めて互角の展開に。岩手はハリス、島根はランダルが攻撃をけん引する中、安定した守備と外角の成功率で島根がリードを得る。
■第2Q 32-48(15-23)
第1Qと同様にインサイド、アウトサイドを巧みに使う島根が主導権を得る。ゴール下でマーシャルが高さを生かしたリバウンドで加点すれば外からランダルが決めていく。開始約2分で15点差。岩手は中盤に小野寺を投入して流れを変えようと試みる。しかし、島根のペイントエリアの堅い守備に阻まれ、速攻に走られてしまい19点差に。ハリスの3Pなどで何とか16点差にして後半へ。
■第3Q 58-63(26-15)
早く追いつきたい岩手は石川がリバウンドを奪い、小野寺が3Pを決める。その後も積極的にリバウンドに絡みゴールにアタックする岩手が勢いづいていく。寒竹やハリスと外も効果的に決まっていき11点差に。島根は岩手に攻撃におされて足が止まり始めボールが停滞。ランダルの個人技でファウルを獲得するも、ハリスを止められず5点差に詰められる。
■第4Q 72-88(14-25)
リバウンドからチャンスを拡大する岩手。積極的なプレッシャーで石川がバスケットカウントを決めて早々に1点差にする。流れが悪い島根はマーシャルを投入してインサイドを強化。攻撃の幅が広がり、岩手の守備を分散。守備でもプレッシャーをかけていく。中盤に9点のリードを得ると、安部、横尾の連続3Pも決まってリードを広げた島根が勝利。
■全体
島根が前半に中と外をうまく使い分けて試合の主導権を握ったが、後半は積極的にリバウンドに絡む岩手が奮闘。攻撃でも外を効果的に決めて追い上げたが、第4Qでは島根の巧みな攻めを止められず。苦しい時間もランダルが繋ぎ、試合を通じて35得点と活躍した。
■観客数:1082人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手・勝久ジェフリーHC
みっともない試合をしてただただ悔しい。負けないと分からない、痛い目を見ないと分からないというのが今のチームの現状。
このままでは上にいけない。あってはいけない試合だった。明日は全員が切り替えて、最初からスイッチを入れて戦いたい。
■島根・勝久マイケルHC
遂行力・判断力ともに明日はもっといいプレイができるはず。メンタル・エナジー面は素晴らしかった。世界で誰よりもジェフリーHCの成功を祈っているが、ただこの試合では関係ない。明日はもっとタフな試合になるので、しっかりもう一度準備していきたい。
《Today's BULLS》