2016年1月16日(土)にトッケイセキュリティ平塚総合体育館で開催された「TKbjリーグ2015-2016シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs横浜ビー・コルセアーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手88-64横浜
1Q 23-21
2Q 23-16
3Q 14-20
4Q 28-7
岩手が2016年をアウェイで白星発進
■第1Q 21-23
立ち上がり、岩手は立て続けにスティールを奪って速い展開に持ち込む。横浜はミスが目立つも高さで勝るヘンリケスにボールを集めて対抗。要所で堀川の3Pも決まって一進一退の攻防となるも、岩手が高い位置でボールを回し、小野寺の外角で一歩リードする。
■第2Q 37-46(16-23)
岩手が先制するが、スティールから速攻を決めきれない。一方、横浜は相手のミスから逆襲に転じて、アーリーオフェンスからホールがバスケットカウントを獲得。スクリーンを使って前田が3Pも決めて、33-31でオフィシャルT.Oへ。しかし岩手は第1Q当たりのなかったハリスのシュートが徐々に決まり出し、逆に9点差を奪い返す。
■第3Q 57-60(20-14)
横浜は序盤からインサイドへ積極的に仕掛ける。ヘンリケスが相手の厳しいマークをはねのけてポストプレーを押しこみ、ジョンソンが先頭を走って速攻を決めるなど猛追。ゾーンDFを使いながら、相手の攻撃を5分近く無得点に抑えこみ、残り1分44秒で山田の得点で57-55と再逆転する。
■第4Q 64-88(7-28)
追い上げを許した岩手であったが、攻撃で粘り強くリバウンドを拾い、小野寺の3Pへつなげる。守備でもインサイドにボールが入ると、人数をかけて体を寄せてプレッシャーをかけて6分近く横浜の攻撃をシャットアウトした。一方、横浜は残り4分を切って、このQようやく蒲谷が初得点と苦しい展開。リバウンドが取れず、ペイントエリアでも攻め手を欠いた。
■全体
岩手が第4Qに横浜を突き放し24点差をつけて快勝した。第3Qに一時逆転を許したが、ハリスがしり上がりに調子をあげてゲームハイの28得点。チームも勝負どころでインサイドに人数をかけて相手の強力インサイド陣を封じた。一方、横浜は4連敗を喫した。攻守にリバウンドで後手に回り、相手にチャンスを与えるなど守備で甘さが目立った。
■観客数:1492人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手 勝久HC
2015年の試合をチームで振り返り改善点を確認し、2016年最初の試合でチームとして成長が見られたことが良かった。どちらに転ぶか分からない試合内容だったが、流れを掴めたことが勝利に繋がった。明日もタフなゲームになると思うが、チームとして団結して戦いたい。
■横浜 青木HC
追い上げた時間帯もあったが、大事な場面で自分たちがタフにプレイを出来なかった。明日はもっとプライドを持って戦わなければならない。リバウンド、ルーズボール、1on1でのDFをチームで徹底していきたい。