2016年2月27日(土)に十和田市総合体育センターで開催された「TKbjリーグ2015-2016シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs青森ワッツ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手65-54青森
1Q 16-14
2Q 19-7
3Q 11-23
4Q 19-10
東北ダービーは岩手が辛勝
■第1Q 14-16
岩手はクウソーがリバウンドで競り勝つも、ミスからチャンスを逸してしまう。一方の青森もターンオーバーが多く流れに乗れない立ち上がり。開始2分50秒にブランドが豪快なダンクを決めると守備でもみせる。北向の外角も決まって7-2とリードする。ロースコアの中、岩手は藤江が石川のボール奪取から素早く攻め込みバスケットカウントを決める。アシストした石川が今度は3Pを決めて岩手がリード。
■第2Q 21-35(7-19)
立ち上がりはリバウンドからゴールにつなげた岩手が好調の寒竹の3Pも決まってリードを広げていく。青森も北向の外角などで返すも、岩手の堅いゾーンDFを前に攻めあぐねる。一方の岩手はシュートまでもっていくも決めきれずに得点が伸びない。しかし、守備で青森に決定打を与えず、隙あらば速攻に走る寒竹の活躍で点差を二ケタに。
■第3Q 42-46(21-11)
青森はペリーにボールを集めていく。速攻を決め、小島が身体を張ってリバウンドにスティールにと存在感を見せる。岩手は藤江と石川の2人が果敢に切り込んでいくと、空いたサンダースが3Pを決めてリードを守る。北向がアウトサイドから決めていくと、終盤には山口のシュートも当たり、3分を切ってからの猛攻で2点差に詰める。
■第4Q 54-65(10-19)
開始早々、15秒で青森・北向の3Pでついに逆転に成功する。しかし、岩手もハリスがお返しとばかりにダンクを決めて簡単には流れを渡さない。ゴール下では岩手が一歩上も、アウトサイドで粘る青森と一進一退の攻防に。終盤、ハリスがゴール下でファウルを得ると、フリースローから点差を離して岩手が勝利。
■全体
全体的にロースコアの展開となる中、リバウンドの数で青森を多く上回った岩手が、終盤のインサイドの攻防でも優位に立ち試合を決めた。また、ハリスを中心に積極的にアタックした結果、フリースローを29本獲得。一方の青森は僅か6本にとどまった。エース、マーリーの不在が大きく響いた結果となった。
■観客数:1499人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手ビッグブルズ 勝久ジェフリーHCコメント
ゲームに勝ったことは嬉しいが課題が残る試合だった。青森のエナジー、ハッスルがお手本になった。明日もしっかりチャレンジする気持ちで臨む。
■青森ワッツ 佐藤信長HCコメント
スタッツ的には負けたが第3Qのおいついた内容は悪くなかった。チームがやりたいバスケは少しずつカタチになってきている。ケガで出ていない選手を全員でカバーしながら、チームの目指すことをあきらめず、やり続けることだと思う。
《Today's BULLS》