2016年3月27日(日)に滝沢総合公園体育館で開催された「辻・本郷税理士法人Presents TKbjリーグ2015-2016シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs富山グラウジーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手79-71富山
1Q 14-15
2Q 20-16
3Q 21-16
4Q 24-24
チームオフェンスが機能した岩手が首位を下す
■第1Q 14-15
クルーズのアリウープから始まったこの試合。オフェンスリバウンドを奪いボールにプレッシャーをかける富山が0-6とリードする。岩手は藤江が攻撃の起点となり外からも狙っていくが開始5分は得点できず。タイムアウトをとると、パスワークから寒竹の中のあわせで加点すると3Pも決めて点差を詰める。残り9秒にも寒竹が3Pを沈め1点差に詰める。
■第2Q 34-31(20-16)
城宝の個人技から富山が先制。その後も富山のプレッシャーを前にミスが出る岩手だが、富山も簡単には得点できずに我慢の時間帯。富山は水戸のミドル、岩手はクウソーのインサイドからチャンスを作っていく。一進一退の中、ハリスの巧みな突破で富山の守備をかく乱すると、クウソーのダンクとチームオフェンスが機能した岩手が逆転。
■第3Q 55-47(21-16)
お互い積極的な守備でボールを奪い合うなど慌ただしい後半の出だし。岩手は巧みにかわしてサンダースがダンクを決めれば、富山もクルーズが叩き込むなど流れを渡さない。岩手は藤江の果敢なアタックで富山の守備を崩していくと、終盤にタフショットを決める。さらに終了間際に3Pを決めるなど藤江の活躍で8点差。
■第4Q 79-71(24-24)
アウェイの富山は寒竹に3Pを決められるも、すぐさま呉屋が決め返すなどベテランの力を見せつける。リバウンドではクルーズが身体能力を生かして競り勝つとファウルを得て追撃。しかし岩手は動じることなく、藤江とハリスの2人を中心に富山の守備を崩してリードを保つ。終盤にウィラードのインサイドからチャンスを掴むも、残り1分34秒に石川の3Pで勝負あり。
■全体
富山が守備でプレッシャーをかけていき出だしでリードを得たが、寒竹の活躍で第1Q終盤に追い上げるとその後は一進一退の攻防に。後半は藤江の崩しからチャンスを掴んだ岩手がリードを広げると、その後もハリスと藤江の2人を中心にチームオフェンスが機能した岩手が逃げ切った。
■観客数:1144人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手:勝久ジェフリーHCコメント
チーム全員が気持ちを強く持った結果、大きく崩れることなくDFでいいリズムをつくってまとまっていいプレーができた。改善点は大きく2つ。ターンオーバー19個、OFリバウンド14個、5割もOFリバウンドをとれていない。全員意識高くしっかりと修正しないといけない。先週の秋田戦に引き続きブースターのエナジーは素晴らしかった。
■富山:ボブ・ナッシュHCコメント
岩手はとても素晴らしいチームだった。
《Today's BULLS》