2016年3月5日(土)に久慈市民体育館で開催された「宮城建設株式会社Presents 東日本大震災復興祈念試合 TKbjリーグ2015-2016シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs仙台89ERS」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手85-93仙台
1Q 17-23
2Q 26-17
3Q 20-23
4Q 22-30
仙台がアウェイで勝利し連敗ストップ
■第1Q 17-23
ホワイトの3Pで始まったこの試合。岩手は藤江と石川の日本人2人が積極的にゴールにアタックしていく。仙台は堅実な守備から志村の3Pにアシストと司令塔がゲームを引っ張っていく。シャノンの速攻もあり、7-14と仙台リード。岩手は選手を入れ替えていくもミスからチャンスを逸してしまい第1Qは仙台に軍配。
■第2Q 43-40(26-17)
岩手の守備に対して外から狙っていく仙台。リバウンドも奪って次の攻撃につなげていくなど序盤から仙台ペース。しかし、ハリスの3Pで落ち着きを取り戻すと、ボールを回して着実に加点に結び付ける。中盤には藤江の連続3Pも決まって逆転に成功する。仙台はタイムアウトをとるも、岩手ペースのまま、終了間際にもハリスに決められ3点差。
■第3Q 63-63(20-23)
クウソーがダンクで先制すれば、仙台はホワイトが返していくなど開始から激しい主導権争い。岩手は藤江にボールを集めていく中、仙台はここぞの場面ではホワイトにボールを託していく。岩手はサンダースの外角をアクセントにしながら仙台の守備をほんろうするも勝負強さを見せたホワイトの活躍で同点に。
■第4Q 85-93(22-30)
仙台はリバウンドから素早く攻め入れば、佐藤の3Pも決まってリードを得る。岩手もハリスが攻めてクウソーがリバウンドを奪っていくなど連携がかみ合った展開を見せる。お互い譲らない展開の中、中盤に志村と佐藤とシューター陣の3Pで仙台が一歩リードすると、終盤の岩手の猛攻に対していも、ホワイトが決定力を見せて見事逃げ切った。
■全体
序盤から点差の離れない緊迫した展開の中、外角の精度で上回った仙台に軍配が挙がった。特に志村が好調で17得点、9アシストと攻撃をけん引。岩手もハリスが32得点と活躍を見せたが、終盤のホワイトを止めきれずに悔しい敗戦に。
■観客数:1228人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手・勝久ジェフリーHCコメント
勝てなくて悔しい。自分たちで流れを切ってしまい、もどかしさが残る納得のいかない試合だった。復興祈念試合に関しては、「大好きなことをすることで、人のためになる」という風に捉えて全力でコートで出そうと話をした。明日はしっかり切り替えたい。
■仙台・河内修斗HCコメント
復興祈念試合ゲームに対戦相手として参加できることの意味を深く感じた。一勝することの難しさをあらためて痛感した。仙台のチームらしく泥臭く戦っていくことが重要。勝ちきれたことはプレイオフにつなげていきたい。
《Today's BULLS》