2016年4月8日(金)に町田市立総合体育館で開催された「TKbjリーグ2015-2016シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs東京サンレーヴス」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手81-76東京
1Q 17-15
2Q 21-18
3Q 22-25
4Q 21-18
東京が最後まで追い詰めるも、2勝目は遠く
■第1Q 15-17
立ち上がりは岩手が主導権を握る。サンダースのシュートで先制すると、リバウンドから藤江のすばやい攻撃と前線からプレッシャーをかける。3Pを決めるなど開始2分半ほどで0-9。東京はたまらずタイムアウトを取ると、井上が外から切り込んで初得点をあげると、マレーが果敢に狙って岩手の守備を崩す。連続で3Pを決めるなど反撃して2点差に。
■第2Q 33-38(18-21)
第1Qの終盤のいい流れで入った東京が先制点を挙げる。インサイドで激しい攻防を展開する中、岩手は外から狙っていくも精度が悪い。フロウヴェウスがインサイドから攻めていく東京はゴール下から追いかける。東京がマレーを投入すると一気に試合の展開が速くなる。ハリスとクウソーの個人技で岩手5点リード。
■第3Q 58-60(25-22)
高橋の裏へのパスから東京が先制する。マレーの3Pで続くなど後半好スタートを切るも、ゴール下では岩手はクウソーが存在感を見せるが、マレーにボールを奪われダンクを決められてしまう。岩手は東京が果敢にインサイドを囲みにくる中、パスで散らすとインサイドから攻めていく。小野寺や藤江の得点で何とかリードするも、東京ペースで最終Qへ。
■第4Q 76-81(18-21)
東京のペイントエリアでのプレッシャーに攻めあぐねるもクウソーらが巧みにシュートを沈めていく。東京はマレーが守備陣を崩していくと野元が外から決めて点差をつめる。中盤にはお互い守備で奮闘して得点が伸びないも僅差での攻防が続く。残り3分9秒についに新里の得点で逆転に成功するとスティールからマックスウェルのダンクで3点リード。東京が勢いに乗る中、ハリス、クウソーが土壇場でシュートを決めると、東京の決定機を防ぎ、何とか勝利をもぎ取った。
■全体
最後までどちらが勝つか分からない好ゲームとなった。東京はマレーが攻撃の起点となると、新里のシュートや野元の切り込みもあり、スピーディーなゲーム展開で流れをつかんだ。しかし、ハリスとクウソーの2人で踏みとどまった岩手は守備でも決定機を何とか防ぐと、ここでも2人が決定力を見せて何とか勝利。東京は最後まで追い詰めるも2勝目は遠く。
■観客数:635人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■東京 楠本HCコメント
悔しい。勝てないチームの特性でしょうか、畳み掛けたい時に、畳み掛けられない。それを越えるだけのパワーが必要。インサイドのアタックからフリースローは増えた。泥臭さが欲しい。あと5試合、このメンバーで戦い抜く。
■岩手 勝久HCコメント
タフな試合になってしまった。東京チームのトランジションに好き放題やられた。後半は、出だしが良かったものの、気持ちの弱さから、また、相手チームのリズムでゲームをしてしまった。明日は、自分達の目指すゲームをブースターの皆様に見せたいと思う。
【Today's BULLS】