2016年4月16日(土)に北上総合体育館で開催された「カネマンPresents リスペクトゲーム TKbjリーグ2015-2016シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs信州ブレイブウォリアーズ」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手78-79信州
1Q 16-26
2Q 23-17
3Q 18-15
4Q 21-21
長野が競り勝ちプレイオフを決める
■第1Q 16-26
先制したのは長野。開始から一気呵成に攻めていく長野はギブソン、ベルを中心にしながら、鹿野が外から決めていくなど開始2分半ほどで4-10と先行する。岩手も藤江が攻めていくもギブソンらが果敢にインサイドから攻める前に守備が追いつかない。前からプレッシャーしてボールを奪うなどアジャストしていくと攻撃ではサンダースが決める。しかしリバウンドで上回る長野が10点リード。
■第2Q 39-43(23-17)
流れを変えようとハリス中心に攻めたてる岩手。クウソーがリバウンドで奮闘すると高田の外角も決まってじわじわと追いすがる。守備でも積極性が出てくると長野は外から放つも決められず徐々に流れが傾いていく。選手を入れ替え、鹿野が巧みに決めていくもハリス、サンダースの連続で外から決められてしまう。終了間際にもサンダースが3Pを決めて4点差に詰める。
■第3Q 57-58(18-15)
後半に入っても果敢に外から狙っていく岩手。しかしベルに外から決められると今度は中に切り込まれるなど外国籍選手をおさえられない。岩手も多彩な攻撃を仕掛け外から決めていくなど徐々に流れをつかんでいく。岩手は藤江、長野は鹿野と日本人選手がチームをけん引。1点差で最終Q。
■第4Q 78-79(21-21)
ギブソンがバスケットカウントを決めて先制するとその後もボールを集めて個人技から攻めていく。岩手もクウソーがゴール下で決めるとハリスの外角と内外からチャンスを作っていく。お互い外国籍選手が決定力を見せていく。守備では岩手が上手も外角から決めていく長野が1点リード。最後の攻撃で岩手はリバウンドからチャンスを掴むも決められず。悔しい敗戦に。
■全体
開始から長野がリードを得ると、その第1Qの差で勝敗が大きく変わった。長野は岩手の守備を前にミスが多かったがそれを上回る積極的な攻撃が吉と出た。ギブソン、ベルが20点オーバーの活躍のほか、鹿野がリズムを作るなど活躍を見せ、プレイオフを勝ち取った。
■観客数:1644人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手・勝久ジェフリーHCコメント
絶対勝たないといけない試合を落としてしまって悔しい。明日カムバックしてしっかりファイトしたい。今日もたくさんのブースターに駆けつけていただきありがとうございます。そして、試合前に募金活動に参加してくださった信州のみなさんにも感謝しています。
■信州・棟方公寿HCコメント
たくさんのブースターが駆けつけてくれて感謝している。1点差という試合に勝てて、プレイオフ進出も決めることができ素直に嬉しい。リードしていた中、4Qの強みであるインサイドが疲れて単調になってしまった。徹底的にアタックしないといけない。ただ今日は選手が最後まで集中を切らさず頑張ってくれた。明日もタフな試合になるのでしっかり臨みたい。
《Today's BULLS》