2016年4月3日(日)に豊橋市総合体育館で開催された「TKbjリーグ2015-2016シーズン公式戦 岩手ビッグブルズvs浜松・東三河フェニックス」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手72-56浜松
1Q 21-14
2Q 16-10
3Q 15-23
4Q 20-9
第4Qで浜松を9点に抑えた岩手が勝利
■第1Q 14-21
開始からインサイドで堅い守備を敷く岩手が守備で見せるとクウソーの先制点が決まる。石川の3Pも決まって序盤のリードを得る。浜松はウォーレンが起点となる中、外からも狙っていく。リバウンドでも存在感を出し岩手はタイムアウト。その後は小野寺の3Pを中心に外角が決まる岩手が試合を優位に進めて7点リード。
■第2Q 24-37(10-16)
開始からハリスが個人技でファウルを誘うとサンダースが外から射抜くなど岩手が好スタート。浜松はリバウンドから繋いでいくと大口が中盤にようやく3Pを決め、流れを引き寄せ始める。オフィシャルタイムアウトで守備を修正した岩手は浜松のミスを誘うと、着実にシュートチャンスまで持っていくなど、岩手が盛り返す。浜松はミスが多く自ら追いつくチャンスを逸してしまう。
■第3Q 47-52(23-15)
クウソーがリバウンドで奮闘しチャンスを拡大する岩手、浜松はボールを回しウォーレンが攻撃をけん引。外からも狙っていくがリングに弾かれ今一つ流れに乗れない。しかし中盤に粘りのリバウンドから加点に繋げるとジョンソンの3Pも決まって点差を詰める。その後は太田がゴール下で奮闘すれば、大石、ウォーレンが外から射抜くと攻撃がかみ合い、一気に点差を詰めるが、終了間際に寒竹に痛い3Pを決められてしまう。
■第4Q 56-72(9-20)
開始から小野寺の3Pが決まると、リバウンドから素早い攻めを見せて岩手が突き放しにかかる。しかし浜松も大石の3Pなどで食らいつくと、タイトな守備で岩手に簡単に流れを渡さない。5分には再び大石の3Pが決まって4点差に詰める。岩手は選手を入れ替えると、攻撃では小野寺、寒竹が大きなチャンスを決めてリードを得る。守備では気迫のディフェンスで浜松にチャンスを与えず。後半5分は1点に抑える好守備を見せて見事逃げ切った。
■全体
第1Qから外角が好調だった岩手は後半の立ち上がりに浜松の追撃にあうも、そこでもアウトサイドから反撃。勝負所での小野寺の3Pなどが確率よく決まっていくと最終Qの残り5分は守備で浜松にチャンスを与えずに見事勝利を手にした。
■観客数:3055人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■岩手 勝久HCコメント
選手たちがよくファイトしてくれて、勝利することができた。昨季の王者を相手に、40分間チームとしてまとまったプレイができたことが良かった。今日もブースターの皆様の声援が、心強かったです。心より感謝いたします。
■浜松・東三河 東野HCコメント
今日は多くのブースターの皆様に集まっていただいたにも関わらず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。力むと力を発揮できなくなってしまう心の弱さを克服しなければいけない。残りの試合が、強くなる最後のチャンスなので、プレイオフに向けて全員が意識を持って戦いに臨みたい。