2016年5月8日(日)に富山市総合体育館で開催された「TKbjリーグ2015-2016シーズン プレイオフカンファレンスセミファイナル 岩手ビッグブルズvs富山グラウジーズGAME2」の試合結果をお知らせいたします。
■試合結果
岩手61-92富山
1Q 14-23
2Q 12-21
3Q 14-17
4Q 21-31
富山が終始試合の流れを握って快勝
■第1Q 23-14
立ち上がりから富山が先行。ヴァイニーが3Pを決めると、岩手にフリーでシュートを打たせず。田中も中に切り込んでファウルを得る。小野寺が3本のフリースローを決めるもすぐさまヴァイニーが2本目の3Pを決めて12-3。岩手は小野寺が3Pを決めれがボールを奪ってチャンスを作るも富山の守備を前にミスが重なり流れに乗れない。さらに城宝の個人技が決まって富山ペースで第1Q終わる。
■第2Q 34-26(21-12)
開始から水戸、城宝の連続3Pが決まるなど富山が好スタートを切る。その後お互いファウルを取られるなど嫌な流れの中、岩手はタイムアウト。石川を投入して攻撃の起点を増やすと好調の小野寺の3Pが決まる。守備でもゾーンDFで富山のリズムを崩していくがリバウンドを抑えられ、流れに乗れない。富山が試合の流れを握ったまま後半へ。
■第3Q 51-40(17-14)
藤江がトップから仕掛けてチャンスを作るも田中の粘りの守備に苦労する。中へのあわせも集中した富山ディフェンスが許さずカウンターを決めていく。落ち着いた試合運びをする富山が5分終えて22点差。終盤にクウソーがゴール下での好守と2本のダンクなど意地を見せると石川の4点プレイとビックプレイが飛び出た岩手がいい流れで第4Qへ。
■第4Q 92-61(31-21)
開始20秒に寒竹の3Pで先制した岩手。その後も富山の守備をかいくぐって加点していく。富山も城宝の崩しやクルーズの突破で加点するなど激しい主導権争いに。ファウルも込むなど緊迫した雰囲気となる中、守備でプレッシャーをかけ続ける富山を前にターンオーバーが目立つ岩手。残り3分24秒にはウィラードの外も決まって27点差。前日勝利した勢いでそのまま富山が快勝。
■全体
開始から富山ペースで試合が進み、そのまま快勝を収めた。ヴァイニーが開始から好調で外を決めていくと城宝やクルーズの突破も加わり終始試合の主導権を握った。ディフェンスでもプレッシャーをかけ続けてミスを誘うなど岩手がやりたかったゲーム展開を実行。岩手は前半で後手に回ってしまうとリバウンドを抑えられてしまい、チャンスを拡大できず。
■観客数:3563人
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
■ナッシュヘッドコーチ(富山)コメント
今日、試合に入るにあたり、選手たちに安定したプレーをしなさいということを伝えました。あと、アグレッシブにリングにアタックしなさいという指示もしました。選手たちは、それにしっかり応えてくれ、ファウルをもらうか、得点をしました。ヴァイニー選手が、サンダース選手をマッチアップし、ディフェンス面でも非常に貢献してくれました。水戸選手も藤江選手に対して素晴らしいディフェンスをしてくれました。シーズンの初めに立てた目標の「有明進出」を達成できて、非常に嬉しく思います。今日、たくさんのブースターがいる素晴らしい環境で試合ができたことも嬉しく思います。有明では優勝をめざします。
■勝久ヘッドコーチ(岩手)コメント
最初から最後まで、一生懸命に戦ってくれた選手たちを誇りに思います。富山のプレーも素晴らしかったです。富山から学ぶことは多く、富山とこのイースタンカンファレンスセミファイナルで当たることができて、これからの岩手が成長できる貴重な経験だったと思います。負けたということは、足りないものがあるということなので、チームとしても個人としても技術を磨いて、ビッグブルズとしてステップアップしたいです。優勝という目標は達成できませんでしたが、最初から最後まで応援してくれたブースターのみなさんに本当に感謝しています。
≪Today's BULLS≫